巨人・坂本勇人が“天敵”伊藤将から同点弾! 今度はリプレー検証無用、文句なしの一発!

2023年08月27日 16:06

野球

巨人・坂本勇人が“天敵”伊藤将から同点弾! 今度はリプレー検証無用、文句なしの一発!
<巨・神>6回、同点弾を放った坂本(撮影・岸 良祐) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2023年8月27日    東京D )】 巨人の坂本勇人内野手(34)が阪神戦(東京D)で12試合ぶりとなる15号ソロ。“天敵左腕”伊藤将司投手(27)から今季22イニング目で初得点となる大城卓三捕手(30)の代打15号ソロに続いて貴重な同点アーチを叩き込んだ。
 「3番・遊撃」に入って6試合連続となる先発出場。0―2で迎えた6回だった。

 まずはこの回先頭で代打に登場した大城卓が伊藤将の初球、外角直球を完璧に捉えてバックスクリーン右へ放り込み、1点差。2死後、第3打席に入った坂本はカウント1―1からの3球目チェンジアップを今度は左中間スタンドへ叩き込んだ。

 坂本の本塁打は12日のDeNA戦(東京D)で相手4番手左腕・石川から左中間へ14号2ランして以来12試合ぶり。

 13日のDeNA戦(東京D)では4回に左中間へ放った大飛球が“本塁打では?”とのリクエストによるリプレー検証を経て二塁打に。

 映像を見ると、左中間スタンド最前列に陣取った男性が坂本の飛球を捕ろうと差し出した手に当たってグラウンド内にボールが落ちており、男性の手に当たらなかった場合にスタンドインしていたかフェンス最上部に当たっていたかは微妙な状況だった。

 だが、審判団から「ただいま観客の妨害がありましたので、オーバーフェンスとせず。二塁打として試合を再開いたします」と場内アナウンスされると、坂本はド派手にひっくり返って苦笑い。立ち上がってから“パワー不足”とばかりに笑顔で腕立て伏せのポーズまで披露して笑いに変える“神対応”でアクシデントに一瞬でピリオドを打った。

 実際には観客の手に当たらずともスタンドインしていないという判断だったが、審判団の場内アナウンスが誤解を招く表現だったことから試合翌日の14日にはNPBが異例の声明を出す事態となったが、今度はリプレー検証無用な“文句なし”の一発となった。

 ▼坂本 打ったのはチェンジアップです。追いつくことが出来たので、次は追い越せるように頑張ります。

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