巨人・原監督 メンデス&岸田バッテリーに猛省促す「一人相撲という言葉はあるけど、二人相撲」

2023年08月27日 18:51

野球

巨人・原監督 メンデス&岸田バッテリーに猛省促す「一人相撲という言葉はあるけど、二人相撲」
<巨・神(20)> 3回、マウンドに向かいメンデス(右)に降板を命じた原監督(中)(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人4―2阪神 ( 2023年8月27日    東京D )】 巨人の岸田行倫捕手(26)が阪神戦(東京D)で8番に入り、3試合ぶりの先発出場。だが、新助っ人左腕のヨアンデル・メンデス投手(28=ベネズエラ)とバッテリーエラーが相次いで途中交代し、試合後には原辰徳監督(65)から苦言が飛び出した。
 チームは0―2の6回に大城卓、坂本のソロ本塁打2発で追いつき、2―2で迎えた8回には岡本和の適時打で勝ち越すなど4―2で逆転勝利。7月27日(甲子園)以来31日ぶりで、本拠・東京ドームでは6月30日以来58日ぶりとなる阪神戦勝利を飾った。

 だが、3回の失点シーンについて聞かれた原監督は「分かりやすい反省点ですよ。バッテリー間でもね、一人相撲という言葉はあるけど、二人相撲は正しいんだろうけど…」とピシャリ。メンデス―岸田バッテリーに猛省を促した。

 0―1で迎えた3回。1死から近本に死球を与え、メンデスのボークで二進を許すと、岸田の捕逸で三進された流れのプレーで岸田が三塁へ悪送球。バッテリーミスが続き、無安打で2点目を奪われた。

 この回、近本への死球はユニホームをかすっただけだったが、阪神ファンからは大ブーイング。中野を中前打で塁に出し、メンデスの一塁けん制球が中野の右脇腹に当たると、再び阪神ファンから盛大なブーイングを浴びた。

 森下は打ち取ったものの、大山にストレートの四球を与えて塁に出すと、原監督はたまらずベンチを飛び出て厳しい表情でマウンドへ。2死一、二塁で登板した2番手右腕・田中千が2球でノイジーを打ち取り、それ以上の失点とはならなかったが、厳しい内容の3回となっていた。

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