巨人メンデス 背信の2試合連続3回途中KO 4四死球にボークと乱れまくり 虎党は大ブーイング

2023年08月27日 14:58

野球

巨人メンデス 背信の2試合連続3回途中KO 4四死球にボークと乱れまくり 虎党は大ブーイング
<巨・神(20)> 3回、マウンドに向かいメンデス(右)に降板を命じた原監督(中)(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2023年8月27日    東京D )】 巨人の新助っ人左腕、ヨアンデル・メンデス投手(28=ベネズエラ)が阪神戦(東京D)で来日13度目の先発登板。被安打2ながら、4四死球にボークと乱れに乱れて3回途中2失点(自責1)で降板し、来日5勝目を手にすることはできなかった。
 前回登板した20日の広島戦(マツダ)では2回までに2発を浴びて3回途中4安打4失点で降板し、来日4敗目。そこから中6日となったこの日は初回を3者凡退で立ち上がった。

 だが、2回だった。先頭の大山、ノイジーと連続四球を与えて無死一、二塁のピンチを招くと、続く佐藤輝に左前適時打されて先制を許した。

 すると0―1で迎えた3回には、1死から近本に死球を与え、ボークで二進を許すと、岸田の捕逸で三進された流れのプレーで岸田が三塁へ悪送球。バッテリーミスが続き、無安打で2点目を奪われた。

 この回、近本への死球はユニホームをかすっただけだったが、阪神ファンからは大ブーイング。中野を中前打で塁に出し、メンデスの一塁けん制球が中野の右脇腹に当たると、再び阪神ファンから盛大なブーイングを浴びた。

 森下は打ち取ったものの、大山にストレートの四球を与えて塁に出すと、原辰徳監督(65)はたまらずベンチを飛び出て厳しい表情でマウンドへ。2死一、二塁で登板した2番手右腕・田中千が2球でノイジーを打ち取り、それ以上の失点とはならなかったが、厳しい内容の3回となった。

 メンデスの投球内容は2回2/3で打者13人に対して47球を投げ、2安打2失点(自責1)。2三振を奪い、与えた四死球は4つ、直球の最速は152キロだった。

 ▼メンデス 先発の役割を果たすことが出来ずに悔しいです。次の登板に向けてしっかり調整します。

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