江本孟紀氏“世界の王”を封じた秘訣とは…南海時代ノムさんからのアドバイス明かす「長所のそばに欠点が」

2023年08月27日 19:23

野球

江本孟紀氏“世界の王”を封じた秘訣とは…南海時代ノムさんからのアドバイス明かす「長所のそばに欠点が」
1974年南海・野村勝也兼任監督(右)と握手をする江本 Photo By スポニチ
 南海や阪神などで投手として活躍した野球評論家の江本孟紀氏(76)が26日に放送されたフジテレビ系「ジャンクSPORTS」(土曜後5・00)に出演。南海時代に“世界の王貞治”攻略法として当時バッテリーを組んでいた野村克也さん(享年84歳)から受けたアドバイスを明かした。
 番組では巨人と阪神のOBが集結。阪神OBとして川藤幸三氏をはじめ、江本孟紀氏(76)、藪恵壹氏(54)、桧山進次郎氏(54)の4人が参加。巨人OBからは角盈男氏(67)、岡崎郁氏(62)、高橋尚成氏(48)、清水隆行氏(49)の4人が参加し、MCの「ダウンタウン」浜田雅功(60)と両軍の“因縁のライバル関係”について爆笑トークを披露した。

 江本氏は“世界の王貞治”を抑えた投手の一人として紹介されると「やっぱり世界の王さんですから、みんな王さんしか見てないんですよ。だから王さんを打ち取ったら俺も名前覚えてくれるかなって」とコメント。対戦では特別に力が入っていたことを明かした。

 浜田から「江本さん的には抑えてるの?」と聞かれると、「ほぼほぼ抑えてると思います。打たれない方法なんていくらでもありますしね」とニヤリ。王氏との対戦成績が67打数9安打3本塁打で打率.134とほとんど打たれていないデータが表示された。

 これに浜田が「なんか戦略はあったんですか?」と質問。江本氏は「研究したんですよ一応。野村克也さんがね真面目な話、欠点が見つからない時は長所を探せと。長所のそばに欠点があるとね」と南海時代にバッテリーを組んでいた“女房役”からの助言を明かした。

 続けて「でも、よく考えると長所だらけなんだけど…」と話しスタジオは爆笑。「あの一本足打法でしょ?どうもそこに弱点があるのではと。だから王さんが構えて足を上げる瞬間に、投球フォームをワザと止めるんですよ。すると王さんが何してんのお前?ってなる。その一瞬のスキに投げるんです。これが意外と打たれなかった」と冗談交じりに“攻略法”を語り、トークを盛り上げた。

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