阪神・佐藤輝 チーム単独トップ15号も「もっと打ちたい」新人から3年連続20ホーマー射程圏内

2023年08月27日 05:15

野球

阪神・佐藤輝 チーム単独トップ15号も「もっと打ちたい」新人から3年連続20ホーマー射程圏内
<巨・神>2回、佐藤輝は先制ソロを放つ(投手・横川)(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神9―6巨人 ( 2023年8月26日    東京D )】 東京ドーム6連勝への号砲を鳴らしたのは、阪神・佐藤輝のバットだった。2回先頭でカウント2―2から7球目、横川の143キロをフルスイング。捉えた瞬間に本塁打を確信した。圧巻の放物線が右翼スタンド中段にまで到達し、左翼席の虎党を総立ちさせた。
 「先制点だったので、良かった。しっかり自分のスイングができた」

 東京ドームでは今季初のアーチに、手応えをにじませた。5月26日の対戦では2打数無安打1三振に仕留められていた横川を攻略。23日の中日戦で小笠原から放った14号ソロに続く左投手からの一発に、「右も左も打率はそんなに変わらない(対右投手の打率・234、同左投手・246ながら)と思いますけど、ホームランは良かった」と前を向いた。

 これで今季最長の7試合連続安打とし、月間打率も・304と依然として3割台をキープ。4、5打席目はいずれも四球を選ぶなど、内容のある打席に「いい感じで来ていると思う」とうなずいた。並んでいた大山を抜いてチーム単独トップに立つ15本塁打にも「もっと打ちたいです」と貪欲。新人から3年連続の20ホーマーも射程圏内に入り、和製大砲の勢い増してきた。(阪井 日向)

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