2週間で6人…体調不良による離脱者続出も巨人・原監督「そのなかでやっぱり我々戦うしかないんで」

2023年09月06日 23:00

野球

2週間で6人…体調不良による離脱者続出も巨人・原監督「そのなかでやっぱり我々戦うしかないんで」
<ヤ・巨>敗戦した巨人・原監督は大勢の報道陣に囲まれながら引き揚げる (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人2―4ヤクルト ( 2023年9月6日    神宮 )】 巨人はヤクルトとの接戦に11残塁の拙攻で敗れて3連勝ならず。借金1となった。
 先発予定だった左腕・グリフィンが発熱し、頭部打撲だった前回に続いて当日先発回避。1回表終了後には降雨のため試合が45分間にわたって中断するなど波乱の幕開けとなった試合を落とした。

 4月30日の広島戦(東京D)以来129日ぶりの先発マウンドに急きょ上がることになった右腕・ビーディは、試合開始から登板まで1時間近く待たされたものの3回2安打無失点と力投。5回に主砲・岡本和の適時打で先制したが、6回に3番手左腕・バルドナードが相手主砲・村上にバックスクリーンへ26号ソロを叩き込まれて同点とされると、この回一挙4点を失った。

 5番・大城卓は3回の2死満塁で空振り三振、5回の2死一、二塁で三邪飛、7回の1死一、二塁で投ゴロと大ブレーキ。6回には先頭・吉川が死球で塁に出ながら代打・岸田、中山が2者連続で送りバントに失敗するなど打線が機能しなかった。なお、中山は4打席4三振。守備でも悪送球とこちらも攻守で精彩を欠いた。

 試合後、原辰徳監督(65)はビーディについて「頑張ってやりましたけどね」と労いつつ、バルドナードが誤算だったとの問いには「まあまあ、そういうこと言うとね、いろんなことになっちゃうけど、まあまあ、ね」とコメント。相次いだ送りバント失敗については「ね、そういう。そこはいろいろ言うとね」とした。

 敗戦のなかでもドラフト4位ルーキーの門脇は3安打を放ち、2試合ぶりプロ7度目の猛打賞と活躍。「存在感ありますね。非常に強さがありますね。いろんな意味でね」と攻守にわたって存在感を見せ続ける新人の活躍には目を細めた。

 また、体調不良による「特例2023」で前日5日に出場選手登録抹消となっていた大黒柱の坂本については「明日から多分合流になると思います。合流しますが、ゲームに出るかどうかっていうのは、ちょっと定かではない。明日からは練習に、我々に合流すると思います。よっぽど変わってなければ」と合流する見通しも明かした。

 また、この2週間で6人の体調不良が出たことについては「まあ、しかしね、そんなこと。もうそのなかでやっぱり我々戦うしかないんで」と語るにとどまった。

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