大谷が受ける最も可能性の高い手術は「ハイブリッド手術」 メジャー複数の医療関係者発言、米メディア報道

2023年09月06日 08:57

野球

大谷が受ける最も可能性の高い手術は「ハイブリッド手術」 メジャー複数の医療関係者発言、米メディア報道
<エンゼルス・オリオールズ>4日(日本時間5日)の試合前打撃練習中、足を滑らせ引き揚げる大谷 Photo By スポニチ
 スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者がネズ・バレロ代理人の会見を受け、「メジャーの複数の医療関係者に話を聞くと、大谷が受ける最も可能性の高い手術はハイブリッド手術になりそうだ」と報じている。
 ハイブリッド手術は自身の腱を移植するトミー・ジョン手術と人工のじん帯を入れるインターナル・ブレースの両方を同時に行うものだ。

 ハイブリッド手術を選んだレイズのタイラー・グラスノーは今年5月27日、手術から1年2カ月で復帰している。

 ただし、実際にどの手術を行うかは、執刀医がメスを入れ、じん帯の状態を直接見ないと決められない場合が少なからずある。6月に肘の手術を受けたレンジャーズのジェイコブ・デグロムのケースもそうだった。

 バレロ代理人が「2024年の開幕時にDHでプレーする」と話したことについては「まだわからないのでは」とローゼンタール記者は指摘。彼は代理人なので、市場での大谷の価値を最大化したいし、ゆえに24年の開幕戦にも間に合うと言う。しかしながら大谷と契約できたチームは、おそらく長期契約だろうし、復帰までにたっぷり時間を与えたいと考えるかもしれない。大谷自身もおそらく治癒を最優先に考えるだろう」とみている。

 フィリーズのブライス・ハーパーは昨年11月にトミー・ジョン手術を受け、今季打者としては23週間で復帰、35週間で守備にも就いた。一番大きいのはFA市場で大谷を獲得する球団が彼をどう見るか。完全な二刀流と見なすのか、エリートの打者として契約し、投手の部分はボーナスと考えるのか、それによっても起用法は違ってくる。

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