巨人ビーディ 129日ぶり先発で3回無失点 グリフィン発熱で先発&降雨中断もMAX153キロ力投

2023年09月06日 20:08

野球

巨人ビーディ 129日ぶり先発で3回無失点 グリフィン発熱で先発&降雨中断もMAX153キロ力投
<ヤ・巨>3回、ピンチを脱したビーディは気合いの雄叫び (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2023年9月6日    神宮 )】 巨人の新助っ人右腕、タイラー・ビーディ投手(30=米国)がヤクルト戦(神宮)で急きょ先発登板。先発予定だったフォスター・グリフィン投手(28=米国)が発熱のため先発を当日回避したため4月30日の広島戦(東京D)以来129日ぶりの先発マウンドだったが、3回2安打無失点で役目を果たした。
 ビーディは3月31日の中日戦(東京D)で新外国人として球団初となる開幕投手を務めたが、12球団の開幕投手で唯一白星がないまま5月1日に来日初の出場選手登録抹消。巨人の開幕投手が登板5試合目まで未勝利は1974年の高橋一三以来49年ぶりとなった。

 6月9日に再登録されてからは中継ぎに回り、計3度の出場選手登録抹消を経て9月1日に1軍復帰を果たしたばかり。先発左腕・井上温大投手(22)が1回0/3で7失点KOを喫した3日のDeNA戦(横浜)で3番手として1回12球を投げており、そこから中2日での登板となった。

 台風13号接近の影響もあって味方の初回攻撃終了後に降雨で中断。試合開始からマウンドに上がるまで1時間近く待たされた。試合再開直後、1番・内山に2球目を中前打され、犠打で1死二塁といきなりピンチを背負ったが、山田、村上を連続で凡打に打ち取り、無失点で立ち上がると、2回は3者凡退。

 3回は2死から内山の右前打と二盗、丸山和に四球、山田に死球を与えて満塁のピンチを招いたが、村上をカットボールで二ゴロに打ち取って無失点で切り抜け、この回限りで降板となった。

 ビーディの投球内容は3回で打者13人に対して54球を投げ、2安打無失点。2三振を奪い、与えた四死球は2つ、直球の最速は153キロだった。

 ▼ビーディ 突然の先発にあいにくの天気だったけど、動じることなく投球できた。とにかく無失点で次のピッチャーにつなぐことだけを考えていたので、それができて良かったよ。

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