沖縄尚学・東恩納 急転プロ志望届提出!世代屈指の“ミスターゼロ”一時進学表明も… どうなるドラフト

2023年09月22日 17:53

野球

沖縄尚学・東恩納 急転プロ志望届提出!世代屈指の“ミスターゼロ”一時進学表明も… どうなるドラフト
沖縄尚学・東恩納 Photo By スポニチ
 日本高野連は22日、プロ志望届の新たな提出者を公式サイトで公表。沖縄尚学のエースで、高校日本代表でも今夏世界一に貢献した147キロ右腕・東恩納蒼投手(ひがしおんな・あおい、3年)が届を提出した。
 東恩納は今夏、沖縄大会5試合で3完封を含む31回1/3を無失点。甲子園でも初戦のいなべ総合戦(三重)で9回を1人で投げ抜いて完封し、計40回1/3を無失点、防御率0・00で“ミスターゼロ”の異名をとった。

 3回戦で創成館(長崎)との“九州対決”では8回2死二塁から相手4番・永本翔規(3年)に右前適時打を浴び、今夏初失点。それでも冷静に後続を断って完投し、9年ぶりの8強入りへけん引した。準々決勝の慶応戦では6回6失点を喫し、夏初の4強入りはならなかった。

 その後、「第31回WBSC U18ワールドカップ」(台湾)に出場する高校日本代表に選ばれた。開幕投手を務め、スーパーラウンドのプエルトリコ戦はでは5回参考ながら“完全試合”の快投を見せるなど主戦級としてフル回転。日本の初の世界制覇に貢献した。

 甲子園後、進路については大学に進学してプロを目指す意向を示し「2度も甲子園に出られて、とてもいい経験ができた。次の舞台で生かしていきたい」と話していたが一転して提出。提出すれば上位指名濃厚と見られていただけに、10月26日のドラフト戦線にも影響を与えそうだ。

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