オリックス・森、自身初の日本シリーズ進出へ決意新た 西武時代はCSファイナルSで敗退

2023年09月22日 07:05

野球

オリックス・森、自身初の日本シリーズ進出へ決意新た 西武時代はCSファイナルSで敗退
20日の優勝会見で笑みを浮かべるオリックス・森 Photo By スポニチ
 オリックス・森友哉捕手(28)が10年目で初の日本シリーズ進出と日本一へ決意を新たにした。
 「ここまで来たからには日本一を獲りたい。そのためにも残りの試合は、しっかり課題を克服しながら良い状態でクライマックスシリーズ(CS)、日本シリーズを迎えられたらいいなと思う」

 苦い思い出がある。西武時代の18~19年にリーグ連覇を達成したが、いずれもCSファイナルステージでソフトバンクに敗れた。森自身も18年は打率・250(16打数4安打)、0本塁打、1打点。リーグの首位打者として臨んだ19年も打率・143(14打数2安打)、0本塁打、1打点と振るわず、悔しい思いをした。

 「もちろん、シーズン143試合ある中で1位を取れたということが一番、価値があると思っている。悔しさの質がちょっと違うけど、日本一というか日本シリーズに行ってみたいという気持ちはスゴくあった」

 レギュラーシーズンではリーグトップ勝利打点15の勝負強い打撃と守備で貢献。オリックスとしては初の日本一連覇を目指すポストシーズンでも森の活躍は欠かせない。大阪出身で、セ・リーグを制した阪神との関西シリーズにも思いをはせた。「だいぶ気が早いですね。でも、そうなるといいですね」。歓喜のリーグ3連覇から一夜明けて、チームは休日。優勝疲れを癒やし、23日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)から再スタートを切る。
(中澤 智晴)

 【森の西武時代のCSファイナルS】
 ▽18年 「7番・捕手」で先発したソフトバンクとの第4戦、初回の守備でデスパイネが空振りしたバットが左手首を直撃し負傷交代。第5戦に強行出場して適時打を放つも、アドバンテージを含む2勝4敗で敗退。出場5試合で16打数4安打の打率・250だった。

 ▽19年 ソフトバンクとの全4試合に「3番・捕手」でフル出場。第1戦では4―4の8回に捕逸で決勝点を献上。打撃では内角攻めに苦しみ打率.143の不振。初戦から4連敗で敗退し「悔しいですよ。短期決戦の戦い方だなって感じた」とうつむいた。

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