エンゼルス・大谷は復活する! 右肘ハイブリッド手術から復活したレイズ投手・グラスノーが太鼓判

2023年09月22日 02:30

野球

エンゼルス・大谷は復活する! 右肘ハイブリッド手術から復活したレイズ投手・グラスノーが太鼓判
右肘の手術を受けた大谷 Photo By スポニチ
 経験者が復活に太鼓判を押した。エンゼルス・大谷翔平投手(29)の2度目の右肘手術から一夜明けた20日(日本時間21日)、フィル・ネビン監督(52)は経過が良好だったと報告。二刀流を継続するために最先端の手術を選択したとみられる中、21年に右肘のハイブリッド手術を受けたレイズの右腕タイラー・グラスノー投手(30)らが、二刀流復活に太鼓判を押した。
 大谷が手術を受けたロサンゼルスから、直線距離で3400キロあまり。遠征地のセントピーターズバーグで、フィル・ネビン監督の表情は明るかった。大谷本人とは話せなかったが、水原一平通訳と電話連絡し「先ほど一平と話した。翔平の様子を確認しているが、彼は元気だ。今は回復段階だが、プレーを再開するのが楽しみだ」と術後の経過が順調だと明かした。

 この日の対戦相手だったレイズの右肘手術経験投手も、大谷の復活を確信していた。右腕グラスノーは「手術後に不快感はあるかもしれないが、1年半以内になくなる。二刀流の復活は間違いない」と断言。自身は21年8月に人工じん帯を入れてより強化する「インターナル・ブレース」と、自身の腱を移植するトミー・ジョン手術を同時に行うハイブリッド手術を受けた。今季は19試合に先発し9勝を挙げ復活。大谷の術式が前例のない最先端手術の可能性がある中、米メディアには「インターナル・ブレース」が採用されたとの見方もあり、右腕の言葉には説得力がある。

 また、2度のトミー・ジョン手術を経験したブルージェイズの先発左腕の柳賢振(リュ・ヒョンジン)も、復活を後押しした。自身は22年6月に2度目の手術。今年8月に復帰し3勝3敗、防御率2.62と本来の姿を取り戻した。大谷についても「自信を持ち、プロセスを信頼できるのであれば、2回目からの復帰も難しいとは思わない。これまで通りの姿で戻ってこられる。彼は大丈夫」とした。

 手術後、SNSに「一日でも早くグラウンドに戻れるように頑張ります」とつづった大谷。誰もが復活の時を待っている。(柳原 直之)

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