ブルワーズが快勝でマジック「3」に ポストシーズンでは本命ブレーブスを脅かす存在

2023年09月22日 08:05

野球

ブルワーズが快勝でマジック「3」に ポストシーズンでは本命ブレーブスを脅かす存在
好投したブルワーズの先発ウエイド・マイリー(AP) Photo By AP
 ブルワーズが21日(日本時間22日)、カージナルスを6-0と下して、87勝66敗、ナ・リーグ中地区で首位堅持。2位のカブスとのゲーム差は「7・5」でマジックナンバーは「3」となった。
 打っては10安打、投げては先発のウエイド・マイリーが6回3安打無失点の好投を見せた。ブルワーズはこれで過去31試合は22勝9敗と絶好調だ。

 今年のポストシーズン、97勝55敗のブレーブスが世界一に最も近いチームだと見られている。291本塁打、OPS(出塁率+長打率)・842は、2位ドジャースに大差をつけ全体1位。21年の世界チャンピオンでもあり、勝ち方も知っている。しかしブルワーズは本命ブレーブスにとって不気味な存在かもしれない。

 短期決戦のポストシーズンでは優れた先発投手が3人いれば良いが、ブルワーズは最強の3人を揃えている。オールスター以降の成績を見ると、ブランダン・ウッドラフは防御率2・13、フレディ・ぺラルタは2・42、コービン・バーンズは3・03である。後半のチーム防御率3・21は全体1位だ。加えてクローザーのデビン・ウィリアムスはシーズンを通して大活躍、今季8勝、35セーブ、防御率1・59、WHIPは0・92だ。56・2回を投げ84三振を奪っている。

 対照的にブレーブスのオールスター以降の投手陣の成績はふるわない。先発のチャーリー・モートンは防御率3・99、スペンサー・ストライダーは4・16、ブライス・エルダーは4・71である。後半の投手陣の防御率4・70は全体19位だ。

 93勝58敗で攻守にバランスの取れているナ・リーグ西地区の王者ドジャースもブレーブスにとって手ごわい相手だが、ブルワーズは先発投手が傑出しているだけに短期決戦ではより警戒が必要になる。

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