フィリーズ先勝 Dバックスの先発ゲーレンの初球を狙い打ち 監督「プランだった」

2023年10月17日 12:46

野球

フィリーズ先勝 Dバックスの先発ゲーレンの初球を狙い打ち 監督「プランだった」
フィリーズのハーパー(AP) Photo By AP
 大リーグのプレーオフは16日(日本時間17日)、フィラデルフィアで7回戦制のリーグ優勝決定シリーズ第1戦が行われ、フィリーズが5-3でダイヤモンドバックスに先勝した。第2戦は17日(同18日)、フィラデルフィアで行われる。
 初回にシュワバー、ハーパーのソロ本塁打で2点を先制したフィリーズは、2回にもカステラノスのソロで加点。さらに3回にはこの日、31歳の誕生日を迎えたハーパーが右前に適時打を放ち、着々と加点した。その後、5回にも1点を追加すると、先発ウィーラーを含む4投手がダイヤモンドバックスの反撃を3点に抑えて逃げ切り。地元の45396人の大観衆の前で幸先よく1勝を挙げた。

 今回のポストシーズンでは4本目の本塁打を放ったハーパーは、プレーオフでバースデイアーチを放った史上4人目の選手に。試合前の会見では2028年のロサンゼルス五輪への出場希望も述べた主砲は試合後、「このゲームをプレーできて、この状況にいられたことに感謝している。大事なのは1勝できたこと。本塁打が打てても勝てなかったら意味がないから」と語って溜飲を下げた。また、この日は初回の2本の本塁打と、3回のハーパーの適時打はすべてダイヤモンドバックスの先発ゲーレンの初球を狙い打ったもの。

 フィリーズのトンプソン監督は「(ゲーレンは)ストライクを数多く投げてくる投手だから、積極的にいくのがプランだった」としてやったりの表情だった。(フィラデルフィア 杉浦大介・通信員)

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