落合博満氏 12勝の千賀は「御の字」 首位打者争いした吉田も「2年目、3年目に期待できる」

2023年10月17日 17:05

野球

落合博満氏 12勝の千賀は「御の字」 首位打者争いした吉田も「2年目、3年目に期待できる」
落合博満氏 Photo By スポニチ
 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(69)が17日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル #オレ流トレンド」を更新。今季メジャーリーグで戦った日本選手を総評した。
 質問で『この選手よくやったな』という選手は誰か、と聞かれた落合氏は「まあ、千賀じゃないかな」と、ソフトバンクからメッツに入団した千賀滉大投手(30)の名前を挙げた。

 今季29試合で先発。12勝7敗、防御率2.98の成績を残した。「お化けフォークをどうやって生かすか。投球パターンを考えれば、フォークばっかり放っているわけにはいかないのでね」と説明し、「そこまでのカウントの稼ぎ方をどうするか。カウント球を打たれるケースはあるんだろうなと思っていたけど、1年目で12勝するというのは、御の字じゃないですか」と合格点をつけた。

 一方、野手で注目だったのはオリックスからレッドソックスに移籍した吉田正尚外野手(30)だ。今季は140試合に出場し、打率.289をマーク。7月までは打率トップを守り、首位打者争いの期待も高まった。

 落合氏は吉田について「まあまあ、よくやったんじゃないかな」と及第点を与えつつ、「一時は首位打者を争うとまで言われていたが、経験と体力の消耗が激しかったということで、その数字に収まったんだろう。2年目、3年目に期待できる数字を残したのではないか。ある程度、順応はしていると思う」と来年以降の飛躍を期待していた。

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