ソフトバンク・藤本監督 退任会見で男泣き「やっぱり、ここという時に…」

2023年10月18日 05:00

野球

ソフトバンク・藤本監督 退任会見で男泣き「やっぱり、ここという時に…」
退任会見するソフトバンク・藤本監督(撮影・中村 達也) Photo By スポニチ
 ソフトバンクの藤本博史前監督(59)が17日、ペイペイドームで退任会見を行った。
 チームは前日16日のCSファーストS第3戦で延長10回の激闘の末、ロッテに逆転サヨナラ負け。1勝2敗でファイナルS進出を逃し、試合後に球団から今季限りでの退任が発表されていた。福岡に移動して会見した藤本前監督は「しんどかったとも言えるし、選手が頑張ってくれたので楽しい2年間でもあった」とこれまでの道のりを振り返った。

 苦闘が続いた2年間だった。昨季はマジック1で迎えた最終戦で敗れ優勝を逃した。近藤、有原、オスナらを補強して臨んだ今季は首位に立っていた7月に12連敗で失速。就任前年からチームは3年連続でリーグ優勝、日本一を逃し、「やっぱりここという時に勝てなかった…。そういうところですね」と声を詰まらせ、涙を浮かべる場面もあった。2年間、キャプテンを託した柳田からは「胴上げさせられず、すいませんでした」というねぎらいのメールをもらったと明かした。

 今後は未定も球団は何らかのポストを用意する方針。「1勝を大事に戦う、1勝を絶対勝ち取るという強い気持ちをもってやってくれれば」と選手へメッセージを送り、常勝軍団の復活を願った。

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