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阪神・岡田監督「最初から打ちよ。打てのサインよ」采配的中の村上強攻策に言及

2023年10月18日 21:54

野球

阪神・岡田監督「最初から打ちよ。打てのサインよ」采配的中の村上強攻策に言及
<神・広>岡田監督(左)とタッチをかわす村上(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【セCSファイナルステージ第1戦   阪神4―1広島 ( 2023年10月18日    甲子園 )】 阪神は広島に逆転勝ちで初戦を取り、アドバンテージの1勝と合わせて2勝0敗と日本シリーズ進出へ前進した。試合後の岡田監督は投打で活躍した村上などについて言及。以下は一問一答。
 (テレビインタビューで)
 ―CS初戦のゲーム運びはどうだったか
 「いやいや、九里もね最初、コントロールが良かったですよ。きょうはね。だから、当たりというかねえ、それも正面ついたり…。まあ、でも先に1点取られたですけど、すぐにね、やっぱり森下のホームランは大きかったですよね」

 ―村上の初戦起用と投球について
 「いや、きょうはフォアボール3つでしょ。ねえ。今年一番多かったんじゃないかな。3つも出して。まあ、慎重になるのは当然だし、いつも球数少ないんだけど、結構球数いってたんで、まあね。6回100球かなあという感じでね、見てたんだけど。まあ1点取られた後、すぐ追いついて、それからまたちょっとギア上がったですね」

 ―五回の村上の打席で代打もあるかなと思ったが
 「いやいや、もう全然、全然。もう誰も用意してなかったです、そのときは」

 ―村上が勝ち越し打
 「いや、バッティングいいんでね。まあ、うーん、ゲッツーだけは打つなと思ったんだけど。まあいいところに飛んだですね」

 ―このあと近本が続いた
 「まあヒットもねえ、あの回だけみたいな感じで。まあ集中力というか、一番いい時にタイムリーが出たですよね」

 ―少し実戦から離れる期間が長かった
 「そうですね。まあ打つほうは心配してたんですけどね。おーん。まだヒットが出てない選手が多いんだけど、勝ったことによってね、明日以降、もうちょっとね、どっしりいけるんじゃないですかね」

 ―何度もCSは特別なことをするわけではないと言ってきた。
 「いや別に、普通どおりですね。別に何も、近本の盗塁ぐらいですね。サインは」

 ―この状況で普通のことを普通にするのは難しいことでは?
 「まあゲーム運び的にはシーズンと同じような感じでいけたので、ヒットが出なかった人は明日以降に出るとは思いますけど」

 ―アドバンテージを含めて2勝のスタートになった。
 「んー、あのー、ブルペン陣もね、なかなか実戦勘がなかったと思うんですけど、すごくいい調子で。ちょっと1回投げさせたいんでね、ワンポイントとかそんなんいったですけど、まあ明日は伊藤(将)なので、まあね、今日の村上のピッチングを見て伊藤も発憤するんじゃないですか」

 (囲み取材)
 ―村上はどんな状況でも打席に立たせた。
 「6回までは行かせるつもりやったよ。1―1で……まあ、それは同点で代打をいってヒットを打つ、打たんっていうのは、それはわからんことやから。まあ、あそこで交代しても6回まではね、やっぱり一番抑えてるピッチャーだから、防御率のいいね、そらはもう最初から代打とか全然考えてなかったです、あそこで」

 ―シーズン通りか。
 「そうそうそう。シーズンやったらもう一回投げさしてるかもわからんけど(笑)」。

 ―木浪、村上、近本はファーストストライクを捉えたヒットだった。
 「いやいや、ファーストストライクて、まあ、ミーティングではちょっと言ってたんよ、このな、だから、フォアボールが、向こうは一番フォアボールが嫌と思うんで、シーズン中の戦いから見てもね。だから、どんどんストライク来るから、今日はもうね、最初から打っていいて言ってた。まあその通りでどんどんストライクきとったからね、九里も、だから球数少なかったでしょ、うん」

 ─森下が打つと盛り上がると言っていた。その通りになった。
 「いやいや、だから初回の打席からね、もう一番タイミング合ってたしね、うーん」

 ─それは相性か。
 「いや相性というか、ずっと調子が良かったからじゃない?うん、それは一番実戦してる。しとったからね、フェニックスでね」

 ―森下もフェニックスに行ったのがよかったと
 「え、もう、そんなこと言うてるの?」

 ―試合前だが
 「試合前は分からへんやんか(笑い)」

 ―(チームも)宮崎で2試合やって
 「(森下は)2試合ちゃうよ。5試合やで。まあ、生かしたかどうかは分からへん。だってヒット出てないんやもん。まあ、バッターはそらしょうがないから。フェニックスで投げるピッチャーはボールの質も違うしね。そらね」

 ―広島は韮沢をスタメン起用してきた
 「うん。いやいや、登録だけはしてたよ。そら、もうスタメンて分かったてた。もう早いうちにティーバッティングしてたから、それはもう分かってた。スタメンは。ファーストで来るん違うかていうのは聞いてたけど」

 ―そこに村上の打球が飛んだ。巡り合わせも
 「うん。巡り合わせて、ヒットやん。エラーちゃうで。ヒットやで」

 ―桐敷は大事なところで
 「いやいや、今日はもうボールが走ってるしね、おーん。安心して見てたよ。うん。だから、桐敷にしても島本にしても3ボールになっても、それはちょっと狙い過ぎの3ボールであってね。もうストライクは簡単に取れるし。そういう流れ的にはすごくよかったんじゃないかな。後ろ、ブルペン陣にとっても」

 ―石井は終盤調子が良くなかったが
 「まあでも、シーズンの調子とか関係ないよ。この間でどんだけ上げてるかの問題やから」

 ―4回は前進守備をしなかった
 「一点勝負と思ってなかったから。後半点取れると思ってたから。だからもう後ろにしたよ。一点やったら別にどってことないやん」

 ―村上に打たせたのは打撃がいいから
 「そうそうそう。最初から打ちよ。まあ初球やけどな、打てのサインよ」

 ―シーズン通りに戦えた
 「まあだから、集中打という意味では、あそこしかチャンスなかったもん。一点は森下のホームランやし。ここという時にやっぱりな。今日はそれまでフォアボールなかったしな。結局坂本がフォアボールみたいなもんよ、デッドボール。やっぱあれで繋がったよな。木浪が打つと近本も打ちよるから」

 ―初戦取って
 「そら大きいよ」

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