オリ中嶋監督 あす以降は「もっと楽な試合を」 「いつもの由伸ではない」も7回は“志願”続投

2023年10月18日 22:08

野球

オリ中嶋監督 あす以降は「もっと楽な試合を」 「いつもの由伸ではない」も7回は“志願”続投
<CS2 オ・ロ>山本(左)を迎える中嶋監督(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【パCSファイナルステージ第1戦   オリックス8―5ロッテ ( 2023年10月18日    京セラD )】 パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)は18日、京セラドーム大阪でファイナルステージが開幕。3年連続でリーグを制したオリックスがファーストステージを勝ち上がってきた2位・ロッテに3点ビハインドからの逆転勝ちを収め、アドバンテージ1勝を含めて通算2勝0敗とした。
 史上初の3年連続パ・リーグ投手4冠に輝いた絶対的エース山本が初回に5安打を集中されてまさかの3点先制を許すも、打線が粘り強く攻めて逆転。山本は7回10安打5失点ながら、これでCSは無傷の3連勝となった。

 中嶋聡監督(54)との試合後の一問一答は以下の通り。

 ――今の気持ちは。

 「かなりしんどい試合でしたけど、そういう展開になるのかなとも思いながら」

 ――初回に山本が3失点。意外な展開。

 「そうですね。いつもでしたら捕っているピッチャーゴロですとか、そこの反応があまり良くない感じがありましたので、苦しむかなと思いましたけど」

 ――4回は2死から同点。

 「やっぱり由伸が取られた3点っていうのはかなり重い3点ですので、早いうちに1点と思ってたんですけどね。一気に追いついたので、これはいけるかなと思いましたけどね」

 ――6回も杉本が打ってつながっていった。

 「誰一人として1球1球の集中力が欠けてなかったので、いい結果になったと思うんですけどね」

 ――紅林が2本の適時打。

 「そうですね、本当に1打席目から内容が良かったので期待してましたけど、しっかり打ってくれましたね」

 ――その後に高いバウンドの内野ゴロでもう1点。

 「あれは打てと言ってもなかなか打てる打球じゃないんで、はい」

 ――バントが生きた。

 「そうですね、はい」

 ――山本は球数がいっていたが、7回までという判断は。

 「いや、もちろん代えることも考えましたけれども、7回“行く”と言ってましたので。あのぐらいの球数かなとも思うんですけどね」

 ――トータルで山本の投球を振り返ると。

 「いやあのー、いつもの由伸ではないですし、修正能力の高い選手なんですけど、なかなかきょうは戻ってこなかったかなとは思います」

 ――ロッテの勢い、ロッテのきょうの印象は。

 「本当に、いつも僅(きん)差でといいますか、そういう試合になるので、どんな展開でも、そういう展開にはなると思っていました」

 ――球場の雰囲気も良かった。

 「まああの、点が入ればいいでしょうけど、入らなかったら申し訳ないなと思います」

 ――あす以降もまたきょうみたいな試合をぜひ。

 「いや。もっと楽な試合を、はい、願っています」

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