ドラフト上位候補の滝川二・坂井「ワクワク」最速149キロから進化、スカウトに最終アピール

2023年10月25日 17:55

野球

ドラフト上位候補の滝川二・坂井「ワクワク」最速149キロから進化、スカウトに最終アピール
”ドラフトが待ち切れない”とばかりに、カレンダーの10月26日を指さす滝川二・坂井  (撮影・成瀬 徹) Photo By スポニチ
 26日のドラフト会議を前に、最速149キロ右腕でドラフト上位候補の滝川二(兵庫)・坂井陽翔(3年)が神戸市内の同校で取材に応じた。
 「プロ志望届を提出した直後は緊張感もあったけど、ドラフト会議が近づいてくるにつれて緊張も取れてきました。当日はワクワクした気持ちで臨めるかなと思います」

 プロ入りに向けて夏以降も進化を続けていた。今夏の兵庫大会は準決勝で敗退。夏以降はウエートトレに時間を割き、体重を6キロ増の87キロにまで増やした。

 投球フォームは左足を上げてから一度タメをつくる“2段”に近い形に変更。「ようやく投げたかった投球フォームが完成した。球速も上がっているかもしれない」と手応えをつかんだ。

 ドラフト会議直前まで複数球団のスカウトが同校を訪れたことが、注目度の高さを示している。高校通算9本塁打の投打二刀流として注目を集めたものの、「打者を続けたい気持ちもあるけど、レベルの高い舞台で両方は追いついていけないと思う。まずは自信のある投手で頑張りたい」と投手一本で臨むプロの世界。「同世代では広陵の真鍋選手ら強打者と対戦したいです」と対戦を思い描いた。

 ◇坂井 陽翔(さかい・はると)2005年(平17)4月5日生まれ、兵庫県加古川市出身の18歳。氷丘南小2年から野球を始め、氷丘中では播磨ボーイズで外野手兼投手。滝川二へ入学後に本格的に投手転向。1年夏から背番号20でベンチ入りし、同秋からエース。最速149キロ。50メートル走6秒3、遠投110メートル。1メートル86、87キロ。右投げ右打ち。

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