ドラフト規約改定 海外在学選手の契約締結「翌年の7月末日まで」 来春卒業を待って契約可能に

2023年10月25日 16:50

野球

ドラフト規約改定 海外在学選手の契約締結「翌年の7月末日まで」 来春卒業を待って契約可能に
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 日本野球機構(NPB)は25日、海外の学校に在学中の日本人選手をドラフト会議で指名した際、選手との契約締結交渉期間を「会議翌年の7月末日までとする」と発表した。これまでは会議翌年の3月末日までだった。 12球団が規約の一部を改定することで合意。26日のドラフト会議からで、支配下、育成選手ともに適用する。
 米国の大学は一般的に5、6月が卒業時期で、それに合わせた処置。これまではNPBのドラフトで指名されると学校を中退して入団するケースや、すでに5、6月に卒業した選手が4、5カ月の空白期間を経て指名されるしかなかった。

 また、NPB球団から指名されたとしても、例年6、7月に行われる大リーグのドラフト会議の結果を待って、日米の球団から進路を決定することも可能になる。

 NPBの保科求己法規室長は「3月末だと在学中で支障が出る可能性がある。7月末にしておけば懸念が一つなくなる」と説明した。

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