9、10月度「スカパー!サヨナラ賞」は巨人・門脇&日本ハム・万波 ともに初受賞

2023年10月25日 15:05

野球

9、10月度「スカパー!サヨナラ賞」は巨人・門脇&日本ハム・万波 ともに初受賞
9、10月度の「スカパー!サヨナラ賞」を受賞した日本ハム・万波 Photo By スポニチ
 セ、パ両リーグは「スカパー!サヨナラ賞」の9、10月度受賞者に、巨人・門脇誠内野手(22)と日本ハム・万波中正外野手(23)を選出。ともに初受賞でトロフィーと賞金30万円が贈られる。
 門脇は9月17日のヤクルト戦(巨人)で2―2の同点で迎えた9回2死一、二塁から、中前へ劇的なサヨナラ安打を放った。1点リードの9回に、守護神・大勢が中村に犠飛を許して、同点に追いつかれた直後だった。先頭の岡田が安打で出塁し、その後、犠打と丸の敬遠などで2死一、二塁の好機を迎えた。サヨナラ勝利へファンの期待が高まる中、この日無安打だった門脇が、清水の10球目を鋭くはじき返した。打球は二塁手の横を抜け、二塁走者が激走でホームイン。シーズン終盤は2番打者としてスタメンに定着した若武者のプロ入り初となるサヨナラ安打となった。

 万波選手は、9月16日のソフトバンク戦(エスコンフィールド)で、1―1の同点で迎えた9回1死一塁から、左翼席へ劇的なサヨナラ2ランを放った。日本ハムはこの試合、初回に万波の先頭打者本塁打で先制に成功。先発の加藤貴が7回1失点の好投を披露していた。万波は絶対的守護神・オスナと対峙。1死から五十幡がセーフティバントを決めて出塁した直後に、初球で内角の厳しいコースへの直球を見事に捉えると、打球を左翼席上段に運ぶサヨナラ 2ランを放った。同一試合に初回先頭打者本塁打とサヨナラ本塁打を記録したのは、93年10月13日のヤクルト戦の中日A・パウエル以来30年ぶり2人目で、パリーグでは史上初の快挙だった。高卒5年目の若き主砲が野球史に名を刻んだ。

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