阪神・佐藤輝 侍ジャパンに選出「いい結果が出ればなと」 井端監督期待「次世代のホームランバッター」

2023年10月25日 05:15

野球

阪神・佐藤輝 侍ジャパンに選出「いい結果が出ればなと」 井端監督期待「次世代のホームランバッター」
打撃練習する佐藤輝(撮影・後藤 大輝)   Photo By スポニチ
 「第2回アジアプロ野球チャンピオンシップ」(11月16~19日、東京ドーム)に出場する侍ジャパンの26選手が24日に発表され、阪神からは佐藤輝明内野手(24)ら4人が選出された。井端弘和監督(48)からは「次世代のホームランバッター」としてDeNA・牧や日本ハム・万波らとともに期待を寄せられ、28日から始まるオリックスとの日本シリーズを前に新たな発奮材料を得た。
 プロでは昨秋の強化試合以来、2度目の代表入り。佐藤輝は井端新監督の下に集まった若き侍たちでタイトルをもたらすべく覚悟を込めた。

 「しっかりプレーして、いい結果が出ればなと。年齢制限はありますけど、日本の中軸は各国から見られていると思う。頑張ります」

 今季の24本塁打は今回のメンバーでは29本塁打の牧、25本塁打の万波に次いで3番目。井端監督から寄せられる期待は高く、発表会見でも3人に対して「次世代のホームランバッターというところで期待しています」と言及があった。10日の視察でも「レギュラーとして何年もやっていますし、引っ張っていってくれれば」と三塁&中軸候補としてラブコールを送られていて、国際大会でも持ち味発揮を役割と自覚した。

 4番に指名されたのは今春WBC組から唯一選ばれたDeNA・牧だ。同期のプロ入りで、1年目から切磋琢磨(せっさたくま)してきた間柄。チームメートになっても負けてはいられない。
 「同級生で本当にスゴくいい選手。そういう選手がいてくれるのはチームとしても心強い。いい選手がいっぱいいるので、みんなで頑張りたい」

 甲子園球場での全体練習ではシート打撃で調整。才木に2打席2三振でも「打席に立てることが全てなので良かった」と収穫を強調した。日本一を懸けたオリックスとの決戦は28日に開幕。「そうっすね、そら、もちろん」。日の丸を背負う前にやるべきことが残っている。(阪井 日向)

 ▽阪神・佐藤輝の22年侍ジャパンシリーズ 強化試合の11月5日の日本ハム戦、6日の巨人戦は合計7打数1安打。9日のオーストラリアとの第1戦は「8番・右翼」で先発。初回の守備で送球が適時失策となり先制点を許し、6回に右中間へ適時二塁打を放って4打数1安打1打点。10日の第2戦は三塁守備から途中出場し2打数無安打だった。

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