落合博満氏の考える俯瞰した目線とは「全体像ありきの部分的な物の見方」 ダメな発想も語る

2023年11月14日 17:00

野球

落合博満氏の考える俯瞰した目線とは「全体像ありきの部分的な物の見方」 ダメな発想も語る
落合博満氏 Photo By スポニチ
 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(69)が14日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。好評企画「オレ流質問箱」に寄せられたさまざまな質問に答えた。
 「どうしてそんなに俯瞰した目線で考えられるのですか?」

 質問を読み終えた落合氏は「全体像を見ながら部分的なものを…。例えば、1つの絵だったら“ここにはどのピースがはまっていくか”っていうようなことを考えていくんでね。“どういうことをしたらこの流れがよくなっていくのか”“良くなるためには何をしなきゃいけないのか”っていうことを考えるんで。“これをやったら必ずこうなる”じゃなくて“こうなるためには何をしなきゃいけないのか”っていう、その逆の発想なんだろうと思う」と自身の考えを具体的に示した。

 「だから“これをやったら必ずこういうふうになる”っていうのは結構間違いっていうか、そうならなかった時の手は打てないと思う」と経験を踏まえ言及。「“こうするためにはこうしなきゃいけないんだ”“だからこれが必要なんだ”っていうようなことを考えていくと、まあ結構、物事っていうのはうまく成り立っていくんじゃないのかなっていうふうに思う。そういう考えのもとでやってたっていうことなんだろうなと思います。全体像ありきの部分的な物の見方というようなことはしていたと思います」と自身の考える「俯瞰した目線」について語った。

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