Honda8強 技巧派左腕・東野が8回1失点「僕の生きる道は…」130キロ台直球でも攻めた無四球8K

2023年11月14日 13:41

野球

Honda8強 技巧派左腕・東野が8回1失点「僕の生きる道は…」130キロ台直球でも攻めた無四球8K
<Honda・日本製鉄かずさマジック>8回、1失点と好投したHonda・東野(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【社会人野球日本選手権2回戦   Honda5-1日本製鉄かずさマジック ( 2023年11月14日    京セラD )】 Hondaが日本製鉄かずさマジックを5―1で下し、2大会ぶりの8強入りを決めた。
 先発した技巧派左腕・東野龍二投手(28)が巧みな投球術で8回5安打1失点にまとめた。

 「同じ地区でお互いに知り尽くしている相手なので、こちから引くことなく攻めていこうと思っていました。序盤の感覚は良くなかったですけど、(3回までに)4点が入った。無駄な四球や自分のミスがなければ、大量失点はないだろうと思っていました」

 失点は4回1死一塁で許した適時二塁打のみ。最速は140キロに届かずも、内角を積極的に攻めながら無四球8奪三振の快投を披露した。

 履正社(大阪)時代には2年春と3年春の2度甲子園に出場。駒大では2学年のエースだったのが、前日13日に大リーグ挑戦を表明したDeNA・今永だった。

 「(今永は)エグかったです。野球に対する姿勢を学ばせてもらいました」

 同じ左腕ながら今永は本格派で、東野は技巧派。「150キロを投げられるのであれば真ん中に投げるけど、それができない。打者が嫌がるところに投げていくしか自分が生きていく道はない」と明かす丁寧な投球で8強入りに貢献した。

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