坂口智隆氏「中途半端な自分を出すなら…」 オリックス自由契約後にトライアウトを受けなかった理由を告白

2023年11月14日 18:43

野球

坂口智隆氏「中途半端な自分を出すなら…」 オリックス自由契約後にトライアウトを受けなかった理由を告白
坂口智隆氏 Photo By スポニチ
 最後の近鉄戦士でオリックス、ヤクルトで通算1526安打を放った坂口智隆氏(39)が14日までに更新されたフリーアナウンサーの田中大貴(43)のYouTubeチャンネル「田中大貴のアスリートチャンネル」にゲスト出演。15年にオリックスと自由契約になって、トライアウトを受けなかった理由を告白した。
 坂口氏は15年シーズン開幕からスタメンで出場。しかし、5月11日に出場選手登録を抹消。抹消の直後に右肘を痛めた影響などから、一軍への復帰を果たせなかった。さらに9月には、翌年の契約について、野球協約上の減額制限を超える大幅な減俸を球団から提示され、その提示には同意せずに自由契約を申し入れ、球団はシーズン終了直前の10月1日に退団発表した。

 坂口氏は退団発表後にトライアウトを受けられる状況だったが、トライアウトを受けない選択をした。「トライアウトまで結構期間があったので、当時はちょっとケガもありました。万全で行くのであれば声をかけてもらって、春のキャンプから行ければいいなと思ってまいた。そこまでの時間はもらいたいなという感じで、トライアウトで中途半端な自分を出すなら、獲りたいと思ってくれる球団が良いイメージだけで獲ってくれた方がプラスになるかなと思いました」とイメージ戦略や自身のブランディングを考えての決断だったと告白した。

 「その時にケガを隠しながらやるよりは完全に治る見込みがあったので、完全に治して春のキャンプにという思いがありました」とつづけた。

 自由契約選手との交渉解禁後にヤクルトから獲得したいという直接連絡があったという。「ヤクルト以外にも声はかけてくれるところがありました」と話した上で、「最初の段階でヤクルトに声かけてもらったので、ホッとしました」と当時の心境を吐露した。

 最後に田中アナは、当時、坂口氏のヤクルト入団が決まると「ひと枠なくなったな…坂口さんが来るんですよ」と気持ちを漏らしていたヤクルトの外野選手たちが多かったという裏話も明かした。

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