巨人・中山が絶大な信頼置くキャプテンシー抜群の「主将」 また「一緒の舞台で」切磋琢磨を

2023年11月14日 08:00

野球

巨人・中山が絶大な信頼置くキャプテンシー抜群の「主将」 また「一緒の舞台で」切磋琢磨を
中京大中京時代の(左から)高橋宏斗投手、印出太一捕手、中山礼都内野手 Photo By スポニチ
 巨人・中山礼都内野手(21)には、プロでともにプレーしたい仲間がいる。中京大中京時代にチームメートで、早大の主将に就任した印出太一捕手(3年)だ。新型コロナウイルスの影響で甲子園大会が中止になった世代。エースの高橋宏(中日)を擁し、無敗のまま高校野球生活を終えたことは高校野球ファンの記憶に新しい。
 高校でも主将を務めた印出について、中山は「僕たちの代ではキャプテンは太一しか考えられなかった。僕とか(高橋)宏斗とか、ふざけることが好きな選手が多かったので、大変だったと思うんですけど、太一はチームのことを考えて厳しいことも言っていた」と回想する。

 大型捕手の印出は、来秋のドラフト候補に挙がる。中山は「一緒の舞台でできたら一番いいですよね」と心待ちにする。大学、プロと進んだステージは異なるが、スケジュールの都合が合えば、食事に出かけることもある。近況を報告しながら、切磋琢磨してきた。

 先にプロの道に進んだ中山は、3年目の今季は自己最多の78試合に出場し、打率・239をマーク。現在は宮崎秋季キャンプで、連日、必死にバットを振っている。

 11日の練習中には、阿部監督から打撃のアドバイスをもらった。「後ろで受けちゃう癖があるので、もっと前で打ってみろと言われました。(打ってみて)打球の感じとかも悪くないですね」と課題克服に取り組んでいる。最強世代と言われたチームメートと、再びプロの舞台で戦うことをイメージしながら、来季に向けた準備を勧めている。
(記者コラム・川島 毅洋)

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