更改したソフトバンク・又吉“ロッカーから美しく” 若鷹への凡事徹底を球団に訴え

2023年11月29日 06:00

野球

更改したソフトバンク・又吉“ロッカーから美しく” 若鷹への凡事徹底を球団に訴え
契約更改を終え、会見したソフトバンク・又吉(撮影・中村 達也) Photo By スポニチ
 ロッカーから美しい野球を――。ソフトバンクの又吉克樹投手(33)が28日、球団事務所で契約を更改。FA加入時に結んだ4年契約3年目の来季を現状維持の1億5000万円(金額は推定)でサイン後、若鷹の凡事徹底を球団側に訴えたことを明かした。
 「2軍のロッカーが整理整頓できていない。スーツケースなどを片付ける習慣を付けさせてあげたい。きれいなロッカーは当たり前のこと。会社員なら怒られる」

 自身も中日在籍時にはスパイクを置く場所から指導を受けてきた。今季は不調もあり、4月末から7月末まで2軍の筑後ファーム施設で調整していただけに、中継ぎの最年長者としての自覚もあり、気付いたことを提案した。

 本職では32試合登板で2勝2敗10ホールド、防御率2・25。序盤の2回での登板や火消し、回またぎなど多彩に活躍したが、決して納得も美化もしない。「便利屋で生きて行く覚悟が決まった。今までの経験でチームをつなぐのが僕の仕事」。勝つために、言う。的確指摘でマウンド内外の存在感は健在だ。 (井上 満夫)

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