ソフトバンク・板東 周東&柳町との“男前三銃士”で日本一誓う 「フルで貢献したい」

2023年12月03日 06:00

野球

ソフトバンク・板東 周東&柳町との“男前三銃士”で日本一誓う 「フルで貢献したい」
トークショーに臨んだソフトバンク・板東(撮影・中村 達也) Photo By スポニチ
 初の日本一体感まで投げたいっちゃ――。ソフトバンク板東湧梧投手(27)が2日、北九州市の商業施設でトークショーを行った。球界屈指の二枚目右腕は、来季目標に自身初体験となる先発での日本一貢献を掲げた。ファンからの質問コーナーでは、好きな野球選手に周東佑京内野手(27)、愛らしい選手には柳町達外野手(26)を挙げ、“男前三銃士”共闘での日本一を見据えていた。
 屋外イベント会場で行われたトークショーで板東が、来季は開幕ローテーションの一角としてフル回転することを宣言した。

 「もう、いい年齢なんで引っ張る立場。今年が悔しかったのでリーグ優勝、日本一までフルで貢献したい」

 北九州の方言の語尾「~ちゃ」に由来し命名された「チャチャタウン小倉」でのイベント。好きな方言を問われると、出身地である徳島弁ではなく「福岡弁」と回答。「日本一かわいいでしょ。“やけん”とか徳島でも言うし親近感がわく」。女性ファンの悲鳴交じりの大歓声を響かせたと思えば、北九州市の印象を問われ「成人式が日本一、派手なイメージ」と、大爆笑もかっさらった。

 今季の初先発は6月15日のヤクルト戦で、先発としては11試合に登板し3勝4敗だった。来季はすでに小久保監督が有原と和田の先発ローテ入りを明言。「開幕から勝ち取る」と、残る4枠奪取をもくろむ。

 チームは20年以来頂点から遠のいている。さらに板東自身は、その瞬間に立ち会うことができなかっただけに日本一への思いはひとしおだ。

 「連覇達成のときは、リハビリ期間だったし。近い存在じゃなかったので投げたいなと思う」

 6年目を迎える来季は、日本シリーズ初登板初先発も目標に掲げた。そのためにも攻守に仲間の存在が不可欠。質問コーナーでは板東推しの野手2人の名前を挙げた。「好きな人はいますか?」との直球にはビジュアル抜群の後輩の名前を挙げてかわした。「います。柳町ですね。見た目が一番、かわいい」。女性ファンを安堵(あんど)?させると「格好いい選手は?」との問いには「周東」と即答。「少年野球の時から俊足巧打の選手に打たれ続けてきたので一番、好きな選手と言われたら“佑京”」と一目置く存在であることを強調した。

 球界トップ級の二枚目右腕は周東、柳町の名を挙げ、“男前三銃士”共闘での日本一を心に誓う。「大前提は1年間、投げ抜くことです」。技術鍛錬に特化する予定のオフから、まだ見ぬ頂点を思い描いていた。 (井上 満夫)

《北九州市民球場で初勝利だ》
 板東が、北九州市民球場での初白星を誓った。今季7月12日の西武戦でプロ入り後、同地初先発も5回2/3を3失点で黒星だった。JR東日本時代にも登板経験はあったが、当時は打ち込まれたという。来季は6月21日のロッテ戦が北九州開催となっており「投げにくさはないですし、過去は払拭されてます。リベンジしたい」と話した。また野球少年に問われた「理想のゲッツー」の質問には「3―6―1」と返答し、初の一塁ベースカバー成功も目標に掲げていた。

《衝撃の事実…マイブームは洗顔》
 板東が衝撃の事実を明かした。マイブームを問われ、「洗顔」と答えた。「最近、洗顔を始めた。いろんな人に言われて。いじられたし、ええ年になったんで始めた」。自称・面倒くさがり屋だが、これまで洗顔をしたことがなかったとは思えない美肌。化粧水や、乳液などのケアも行っており、男前にさらに磨きがかかりそうだ。

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