大谷争奪戦で残った5球団、ウインターミーティングでのゴールは?、公式サイトが分析

2023年12月03日 09:10

野球

大谷争奪戦で残った5球団、ウインターミーティングでのゴールは?、公式サイトが分析
大谷翔平 Photo By スポニチ
 大谷翔平争奪戦でドジャース、ジャイアンツ、エンゼルス、ブルージェイズ、カブスの5球団が残っていると、複数の米メディアが報じている。
 その5球団のウインターミーティングでのゴールは何か?、大リーグ公式サイトの担当記者たちが2日(日本時間3日)に分析している。

 本命ドジャースは大谷と契約を結ぶこと。このオフは第一線で投げられる先発投手が最低2人は必要で、ブルペンの補強が必要のほか、打線を強化する目的で遊撃手のポジションをどうするかも考えなければならない。

 しかし、このオフが成功だったかどうかは、何よりも大谷とサインできたかどうかで評価される。長い間、ドジャースと大谷は完ぺきな組み合わせと考えられてきていて、ドジャースは大谷を獲得することを10年以上夢見てきた。

 ナッシュビルでのウインターミーティングは、それがようやく実現する完ぺきな瞬間に思える。

 ジャイアンツは球団の顔となる大物選手を手に入れなければならない。21年にバスター・ポージー捕手が引退して以来、そういう存在がいないからだ。

 1年前はアーロン・ジャッジ、カルロス・コレアの獲得に失敗し、この2年間はポストシーズン出場を逃している。だからこのオフは大谷、山本由伸といったFA市場のトップ選手との契約を本気で目指している。

 ジャイアンツの資金は潤沢。大きな魚を釣り上げられるかどうかは時間の問題だ。

 エンゼルスのトップターゲットは依然大谷だ。と同時に、2年連続73勝しかできなかったチームで、多くの補強が必要不可欠。ペリー・ミナシアンGMはロン・ワシントン新監督を招き、24年も勝ちに行くと明言している。

 しかし、大谷と再契約できるのか否かで、使える資金が大幅に変わってくる。ウインターミーティングでのゴールは、大谷と契約できるのか否かを、早めに見極めることだ。

 ブルージェイズの強みは強力な投手陣。一方で野手はマット・チャプマン三塁手、ケビン・キアマイヤー外野手が抜けるため、そこは補強が必要。ただし内部昇格もありうる。ゆえに、ブルージェイズはFAでもトレードでもフレキシブルに動ける立場だ。

 ウインターミーティングに行けばいろんな情報が集まってくる。このオフは何が可能か、誰が獲得できるか、差し迫ってやるべきことはなど、見極めてからチーム強化のために動くことになる。

 カブスのジェド・ホイヤー編成本部長はウインターミーティングで最も忙しい人になるかもしれない。大谷が取れなかった場合、たくさんのプランBを実行に移さねばならない。

 現時点でエース級の先発投手一人、ブルペン一人、さらに三塁手と外野手が必要だ。FA市場だけではない。トレード市場でも既に積極的で、フアン・ソト、タイラー・グラスノー、シェーン・ビーバーといった名前も挙がっている。

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