オリ・森 城島、阿部に続く捕手3人目の4億円更改 「今年以上に試合に出られるよう」正妻獲り宣言

2023年12月03日 05:45

野球

オリ・森 城島、阿部に続く捕手3人目の4億円更改 「今年以上に試合に出られるよう」正妻獲り宣言
契約更改したオリックス・森(撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 オリックスの森友哉捕手(28)が2日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改交渉に臨み、1億9000万円アップの年俸4億円でサインした。捕手の4億円突破はプロ野球史上3人目。昨オフにFA移籍した際に4年契約を結んだ森は1年目を「最低限の活躍」と振り返り、来季の“正妻獲り”を宣言した。
 「捕手としても今年以上に試合に出られるように頑張りたい。今年はワカ(若月)に負けたなという感じがする。切磋琢磨(せっさたくま)することは変わらないが、もう一回、ワカと(石川)亮と勝負できたら」

 今季は110試合に出場して打率・294、18本塁打、64打点。左太腿裏を痛めて約1カ月の離脱がありながら、リーグ最多17度の決勝打を放つなど勝負強い打撃で3連覇に貢献した。一方でベストナインに選ばれた捕手では先発出場56試合にとどまり、先発83試合の若月がゴールデングラブ賞と最優秀バッテリー賞を受賞。指名打者だけでなく、終盤はチーム事情で右翼を守る試合もあった。

 主砲としては「毎年キャリアハイを目指している」と目標を掲げた。広島からFAで加入する西川についても「うれしい。打線の厚みが増す」と歓迎。来年1月には野口らとともに沖縄・宮古島で自主トレを行う予定で「だいぶ、なじめてきたのでキャンプからグイグイいけたら」。真価が問われる2年目は、攻守両面で扇の要となる覚悟だ。 (中澤 智晴)

 ○…森(オ)が4億円で契約更改。捕手で4億円に乗せたのは04年城島健司(ダイエー)、11年阿部慎之助(巨)がともに4億円でサインしたのに次ぎ3人目。城島はソフトバンクになった05年に自己最高額の5億円、阿部は同じく14年に6億円まで達している。

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