大谷翔平 争奪戦は5球団に絞られた 米メディア「大谷祭りはゴールラインに勢いよく進んでいる」

2023年12月03日 02:30

野球

大谷翔平 争奪戦は5球団に絞られた 米メディア「大谷祭りはゴールラインに勢いよく進んでいる」
笑顔の大谷翔平 Photo By スポニチ
 エンゼルスからFAとなった大谷翔平投手(29)の移籍先候補が5球団に絞られたと1日(日本時間2日)、米メディアが報じた。最終候補となっているのはエンゼルス、ブルージェイズ、カブス、ドジャース、ジャイアンツ。記事では代理人のネズ・バレロ氏と大谷が最終候補球団と近日中にも面談に臨み、最終決断する可能性を指摘した。
 決断の時は確実に近づいている。この日「大谷祭りはゴールラインに勢いよく進んでいる」と報じたのは敏腕で知られるスポーツ専門局ESPNのジェフ・パッサン記者。記事では4球団が最終候補に確実に残り、ジャイアンツも可能性があると報じた。

 「関係者によれば、ドジャース、カブス、ブルージェイズ、エンゼルスはまだ候補に残っている」とし、ジャイアンツを含めた5球団が最終候補と説明。当初、候補に含まれていた今季のワールドシリーズ覇者レンジャーズ、レッドソックス、メッツが他の選手獲得へ方針転換したと報じた。MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者も同じ5球団を「チャンスを持っている球団」としている。ESPNはインスタグラムでエンゼルス以外の他球団も含めた大谷の移籍先候補の合成ユニホーム姿と予想のオッズも紹介。争奪戦の最終盤をあおった。

 パッサン記者はさらに「大谷とバレロ代理人は今週末にも球団と最終面談に臨み、来週早々にも最終結論が出る可能性がある」と説明。3日(日本時間4日)から6日(同7日)まで行われるウインターミーティング中の決着を改めて強調した。また、契約については5億5000万ドル(約808億5000万円)から6億ドル(約882億円)に達する可能性を指摘。エンゼルスが30年まで結んでいるトラウトの12年総額4億2650万ドル(約626億9600万円)を超える北米スポーツ史上最高額の契約になることは共通認識となっている。

 「大谷が決断を下せば、停滞している野手の市場活性化が期待される」とパッサン記者。FA市場の最大の目玉となっている大谷の動向が、いよいよ目の離せない段階に突入した。

おすすめテーマ

2023年12月03日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム