富山北部が北信越の21世紀枠候補校に選出 大野主将「振りこんで待ちたい」

2023年12月08日 20:05

野球

富山北部が北信越の21世紀枠候補校に選出 大野主将「振りこんで待ちたい」
北信越の21世紀枠候補校に選出された富山北部 Photo By スポニチ
 富山北部(富山)が、北信越の21世紀枠候補校に選出された。20年にも後に統合する水橋との連合チームとして選出された同校。21年春、22年夏の2大会を新型コロナウイルス流行により辞退する困難を乗り越え、今夏、今秋の富山大会では準優勝を果たした。主将の大野晃(2年)は「水橋の分も背負っている。今年の夏の先輩方が1日1000本素振りしても甲子園に行けなかったので、自分たちはそれ以上振りこんで。1月の出場校発表を待ちたい」と決意した。
 野球人口減少を食い止めるべく、保育園でのティーボール教室開催や小学生野球大会の審判、アナウンスを精力的に行っている。大野は「自分も小さいときはこんな感じだったなあって思い出します。成長しても野球をぜひ続けてもらいたい」と笑顔で語った。

 笹野祐輔監督は生徒たち自身で考える野球を目指す。昨秋の富山大会3回戦。高岡商に8―9でサヨナラ負けを喫したことがきっかけとなった。「あの時、両ベンチともタイムを3回使い切った。そこからの差をすごく感じて」。現在は練習メニューを生徒たちで考えて実行している。「自分たちの実力はまだない。内容の濃い練習をしていきたい」と大野。吉報を信じて冬を乗り越える。

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