【現役ドラフト】阪神、オリックス・漆原を獲得 17年ドラフト1位・馬場が巨人へ

2023年12月08日 17:04

野球

【現役ドラフト】阪神、オリックス・漆原を獲得 17年ドラフト1位・馬場が巨人へ
オリックス・漆原 Photo By スポニチ
 昨季、プロ野球で出場機会に恵まれない選手の移籍活性化を目指して導入された「現役ドラフト」の第2回が8日開催された。NPBから結果が発表され、阪神はオリックスから漆原大晟投手(27)を獲得し、馬場皐輔投手(28)が巨人へ移籍することが決定した。
 漆原は、新潟医療福祉大から2018年育成ドラフト1位で入団し、20年2月に支配下登録。150キロ超えの直球を主体にフォークを操る右腕で、今季は1軍で16試合に登板し(0勝0敗)防御率3・00、1ホールドを記録した。新潟県出身で大学時代は阪神に在籍している桐敷とチームメート。漆原が3学年先輩にあたる。

 馬場は17年ドラフト1位で阪神に入団。6年目の今季は、19試合に登板し、2勝1敗、防御率2・45。11月24日の契約交渉の席では「試合数は少なかったけど、成績自体は防御率も含めて良かったとは思う。チームのひとつのピースにはなれたシーズン」と振り返っていた。

 馬場は、球団を通じて、以下の通りコメントを発表した。

 「現役ドラフトで読売ジャイアンツに移籍することになり、自分にとっても凄くチャンスだと思うので、今は気持ちを切り替えて、しっかり新天地のジャイアンツでチームに貢献していきたいという思いです。 ドラフト1位で入団させていただいて、6年間、これまで阪神タイガースに育てていただき本当に感謝しています。今度はジャイアンツの一員として、伝統の一戦でタイガース相手に全力で勝負する姿をファンのみなさんに見せることができるように、頑張っていきます。これまで応援していただき、本当にありがとうございました」

 また、漆原もオリックスを通じて以下の通りコメントを発表した。

 「阪神はすごく強力な投手陣のチーム。声をかけていただいたので、何とか食い込んでいけるように1試合でも多く貢献できるように頑張っていきたい。自分の強みはストレート。速いピッチャーもいっぱいいると思うが、アピールしていけたら。オリックスには育成で指名してもらい、5年間お世話になって成長させていただいた。チームに貢献できなかった部分もあるが、感謝の気持ちでいっぱい。阪神に行って、活躍して、恩返しできるように頑張りたい」

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