【現役ドラフト】12人が移籍 ロッテ・佐々木千がDeNA、阪神・馬場が巨人、中日・鈴木博がオリへ

2023年12月08日 17:03

野球

【現役ドラフト】12人が移籍 ロッテ・佐々木千がDeNA、阪神・馬場が巨人、中日・鈴木博がオリへ
(左から)西武・愛斗、ロッテ・佐々木千、阪神・馬場、中日・鈴木博 Photo By スポニチ
 出場機会に恵まれない選手の移籍活性化を目指し、昨年から導入された現役ドラフトが8日に行われた。
 移籍が決まった選手は下記の通り。

 ロッテ・佐々木千隼投手(29)→DeNA
 阪神・馬場皐輔投手(28)→巨人
 オリックス・漆原大晟投手(27)→阪神
 DeNA・桜井周斗投手(24)→楽天
 中日・鈴木博志投手(26)→オリックス
 広島・中村祐太投手(28)→西武
 西武・愛斗外野手(26)→ロッテ
 日本ハム・長谷川威展投手(24)→ソフトバンク
 ソフトバンク・水谷瞬外野手(22)→日本ハム
 巨人・北村拓己内野手(28)→ヤクルト
 楽天・内間拓馬投手(25)→広島
 ヤクルト・梅野雄吾投手(24)→中日

 ▽現役ドラフト 出場機会に恵まれない選手の移籍を促すため、昨年12月9日に非公開で初開催された。12球団は指名対象として、2人以上の支配下登録選手のリストを提出。各球団が最低1選手、最大2選手を獲得できる。昨年は各球団1人の指名だけで、12球団12選手の移籍が決まった。かつては同様の趣旨から70年から72年にかけて選抜会議(トレード会議)、90年にはセレクション会議が2度行われたが、定着せず。

 ◇現役ドラフトの対象から除外される選手◇
(1)野球協約第82条に規定する外国人選手
(2)複数年契約選手
(3)野球協約第87条に規定する参稼報酬の金額(消費税および地方消費税別途。以下同じ)が5000万円以上の選手。ただし1人に限り、参稼報酬の金額が5000万円以上1億円未満の選手を対象選手にすることができる
(4)過去にFAの権利を行使したことがある選手
(5)FA資格選手
(6)育成選手
(7)前年の年度連盟選手権試合終了の日の翌日以降において、選手契約の譲渡により獲得した選手
(8)シーズン終了後、育成から支配下契約に切り替えられた選手
 ≪ルール改正 3人以上義務付けられる球団も≫日本野球機構(NPB)とプロ野球12球団による実行委員会で、ルール改正が確認された。各球団がリストに加える対象選手は2人以上だが、来季年俸が5000万円以上、1億円未満の選手を対象に入れた球団は3人以上のリストアップが義務付けられることとなった。若手選手の移籍を活性化させる狙いで変更した。

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