藤浪＆森　故郷の大阪・堺で初コラボ野球教室開催　藤浪「いいきっかけに」　森「堺市を盛り上げたい」

2023年12月09日 18:51

野球

　大阪桐蔭高時代にバッテリーを組んで2012年の甲子園大会で春夏連覇を達成した藤浪晋太郎投手（29＝オリオールズFA）とオリックス・森友哉捕手（28）が9日、全国から募集した小学5、6年生約150人を対象に、故郷である大阪府堺市のくら寿司スタジアムで野球教室を開催した。2人そろっての開催は、プロ入り後初となった。

　藤浪は「地元でできるのは嬉しいですね」と頬を緩め、春夏連覇バッテリーの“初コラボ”には「これまでこうやってやることがなかったので、そういうチャンスをもらえて、嬉しく思います。めったにない機会なので、これから野球振興していく上で、いいきっかけにしたい」とうなずいた。森も「オリックスに来て、大阪の地で野球をすることになって、それも何かの縁かなと。堺市を盛り上げたいという気持ちで今回、やらせてもらいました」と話した。

　自身が参加して印象に残っている野球教室を問われた藤浪は、清原和博氏（元西武、巨人、オリックス）、桑田真澄氏（現巨人2軍監督）らがいる「昭和42年会」の野球教室を挙げ、「京セラドーム大阪であって、その方々に教えてもらったのは今でも覚えています」と回想。森は大西宏明氏（元近鉄、オリックス、横浜）に「バットをもらったのが、それがすごい思い出」と話した。

　また、今季のベストプレーについて問われた藤浪は「（メッツ戦での）イマキュレート・イニング（3者連続3球三振）をやりかけたところは、まあ良かったかな」と8月7日（日本時間）のメッツ戦を挙げ、森は「開幕戦のホームランが良かった」と3月31日西武戦（ベルーナD）の本塁打を挙げた。森からは藤浪に対して「もっとできると思う。来シーズンは（今季）後半ぐらいの勢いで、開幕からずっと1年間通して投げきってほしいですし、先発をやってほしい」とエール！？も送られた。