現役ドラフトで阪神移籍の漆原 強力投手陣との競争に闘志「何とか食い込んでいけるように」

2023年12月09日 05:15

野球

現役ドラフトで阪神移籍の漆原 強力投手陣との競争に闘志「何とか食い込んでいけるように」
漆原大晟
 現役ドラフトで阪神移籍が決まったオリックスの漆原は新天地での意気込みを明かした。「日本一のチームに指名していただいて一試合でも多く投げて貢献したい。オリックスも凄い投手陣でしたが、阪神も強力なので何とか食い込んでいけるように頑張ります」。新潟医療福祉大では桐敷が3歳年下。再びチームメートとなる後輩の今季活躍にも刺激を受けていた。
 「後輩が今年は活躍していたので僕も刺激をもらいました。切磋琢磨(せっさたくま)して負けないように頑張りたい」

 昨年の第1回現役ドラフトで加入した大竹が12勝を挙げるなど大活躍した。その成功例があるチームへの移籍が決定。「僕も、そこに続けるように。来年6年目になりますが、新たにフレッシュな気持ちで頑張りたい」。ユニホームはタテジマに替わり球団初の日本一連覇へ尽力する。

 ◇漆原 大晟(うるしはら・たいせい)1996年(平8)9月10日生まれ、新潟県出身の27歳。新潟明訓では1年夏の甲子園でベンチ入りも出場機会なし。新潟医療福祉大を経て、18年の育成ドラフト1位でオリックス入団。20年2月25日に支配下選手登録。8月23日の西武戦で育成出身選手初のプロ初登板初セーブ。1メートル82、85キロ。右投げ左打ち。

 ▽新潟出身の阪神選手 過去4人ですべて投手。生え抜きでは86年ドラフト1位の猪俣隆(長岡市、87~97年)、06年高校生ドラフト4巡目の横山龍之介(新潟市、07~12年)。移籍組ではロッテからトレード加入の吉田篤史(新潟市、03~04年)、ソフトバンク戦力外から育成契約を経て、22年3勝1敗10ホールドの渡辺雄大(三条市、22~23年)がいる。

おすすめテーマ

2023年12月09日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム