ソフトバンク・藤井 守護神オスナに挑戦状!「中継ぎをやる以上は後ろがいいですし…」

2023年12月24日 05:00

野球

ソフトバンク・藤井 守護神オスナに挑戦状!「中継ぎをやる以上は後ろがいいですし…」
来季の目標に「日本一」と記したソフトバンク・藤井(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 守護神を脅かす存在を狙う――。ソフトバンクの藤井皓哉投手(27)が23日、ペイペイドーム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、600万円増の推定5600万円でサイン。「9回の男」として名乗りを上げた。
 「中継ぎをやる以上は後ろがいいですし、去年の成績を上回ってオスナを超えられる存在になりたいです」

 今季は中継ぎから先発に転向。4月1日のロッテ戦でプロ初先発を果たし先発初勝利を挙げると、6月11日の巨人戦まで9試合に先発し5勝と結果を残した。ただ直後に左脇腹痛で離脱。さらにモイネロが7月に左肘を痛めた影響で同月末の復帰から中継ぎに配置転換。再び勝ちパターンを担った。

 役割が変わっても、出番は減っても仕事をし続けてのアップ提示だ。今秋には体調不良での離脱もあった。「ケガをしたことが悔しいですね」と振り返ったものの、34試合で9ホールド、防御率2・33。三振数は55試合投げた昨季を3つ上回る84だった。155キロ超の直球と驚異的な落差のフォーク、さらに強心臓は健在だ。オフは来年1月に和田と長崎県で合同自主トレを行う予定。「1年間、とにかく藤井が出てきたら、安心と言われるようになりたい」。好調を持続させ、守護神の座も奪う士気をのぞかせていた。 (井上 満夫)

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