ロッテ吉井監督が今季を総括 自己採点は「赤点ではないと思うんですけど」

2023年12月26日 18:25

野球

ロッテ吉井監督が今季を総括 自己採点は「赤点ではないと思うんですけど」
ロッテ・吉井監督 Photo By スポニチ
 ロッテの吉井理人監督(58)が26日、ZOZOマリンスタジアムでの年内最後の業務を終え、報道陣の取材に応じた。昨季のリーグ5位から今季は2位に躍進したが、優勝したオリックスとは15・5ゲーム差。指揮官は「選手はよく頑張ってくれた。ただ、監督が1年目でいろんな迷惑をかけた。やっぱり1位とは結構、差つけられたので、そういう意味では残念なシーズンだったかなという風に思ってます」と振り返り、「(チームとしては)60点…50点ぐらい。(監督としても)そのくらいですね。赤点ではないと思うんですけど」と自己採点した。
 雪辱を期す来季は競争によってチーム力の底上げを狙う。遊撃の藤岡を二塁へコンバートするなど内野陣をシャッフル。ドラフト1位で上田(明大)を指名し、DeNAからソトを獲得した。遊撃は友杉と茶谷に競わせ、三塁は二塁からコンバートとなる中村奨と安田、上田、一塁はソトと安田、上田が争うことになる。指揮官は「内野の特に一塁、三塁の争いが、チーム内の争いが激しくなると思うので、それが良い方向に行ってくれたらいいなとい考えてます」と期待した。

 シーズン終盤に駒不足に陥った先発投手陣については、来季に向け、フェルナンデス、ダイクストラと新外国人を獲得。さらにベテランの唐川、東條を先発に転向させる。高卒新人も含めた16人を先発候補とし、小島、種市、佐々木朗ら柱となる投手以外はシーズン中の起用する期間を振り分けていく案も披露した。

 「うまくシーズン振り分けて、活躍できるようになれば最高かなと思って。選手からしたら、ちょっと迷惑な話かもしれないし、ずっとローテーションに入ってたと思うんですけど、1年を考えると、そうはいかないと思うので。こちらでピリオダイゼーションをしっかり考えながらやっていきたい。そのためには、数はたくさんいるってことです」

 また、来春のキャンプでは1、2軍の枠はないものの、高卒2年目までの選手やサブロー2軍監督が指名した若手ら選手15~16人程度の育成・強化組とすることも明かした。

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