今永 カブスとの契約には2度の「契約見直し条項」にサイ・ヤング「昇給条項」も設定

2024年01月11日 02:30

野球

今永 カブスとの契約には2度の「契約見直し条項」にサイ・ヤング「昇給条項」も設定
今永昇太 Photo By スポニチ
 今永がカブスと結んだ最大5年総額8000万ドル(約116億円)の契約の一部詳細が判明した。
 日本選手の渡米時の契約額歴代5位となる契約には、契約期間中に選手、球団側双方が選択権を持つ2度の「契約見直し条項」が含まれ、サイ・ヤング賞投票で1~10位に入った場合の「昇給条項」も設定。最低保証は4年総額5300万ドル(約76億8500万円)で、契約形態は19年1月に西武からポスティングシステムでマリナーズ入りした菊池(現ブルージェイズ)と似ている。当時の菊池は最低保証が4年総額5600万ドル(当時約62億円)。3年目を終えた21年オフに双方が選択権を行使せずFAとなり、ブルージェイズと3年総額3600万ドル(当時約42億円)を結んだ。

 近年、米球団は課徴金(ぜいたく税)を回避するため、長期契約を結び平均年俸を下げる傾向にある。だが、今永側は長期契約より、活躍次第でFAとなり大型契約を狙うことができる契約を選んだ。また、DeNAへの譲渡金は最大で1387万5000ドル(約20億1200万円)となる見通し。(奥田秀樹通信員)

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