パドレス・松井が入団会見 同地区宿敵ドジャースの大谷斬りへ「全力を尽くしたい」

2024年01月11日 02:30

野球

パドレス・松井が入団会見 同地区宿敵ドジャースの大谷斬りへ「全力を尽くしたい」
パドレスのオンライン入団会見で意気込みを語る松井 Photo By スポニチ
 翔平さん、覚悟!!楽天から海外FA権を行使してパドレス入りした松井が9日(日本時間10日)、オンラインで入団会見に臨んだ。同じナ・リーグ西地区のドジャース・大谷との対戦に「世界最高の左打者の一人。チームの勝利のために抑えられるよう全力を尽くしたい」と力を込めた。
 日本選手の救援投手最高額となる5年総額2800万ドル(決定時約39億8000万円)で入団決定。大谷からは「契約おめでとう。同地区だけどよろしく」のメッセージが届いた。1学年上で昨年3月のWBCの侍ジャパンの同僚だった大谷とは「まっちゃん」「翔平さん」と呼び合う仲。日本時代は2打席のみの対戦で1安打1三振だったが、同地区のド軍とは今季、カード別最多の13試合。しかも3月20日からの韓国・ソウルでの開幕2連戦の相手で「勝って勢いつけばいい。良い形で最初の登板を終えられるようにしっかり準備したい」とメジャーデビューでの初対戦を思い描いた。

 パ軍入りの大きな決め手は昨年のWBCで同僚になったダルビッシュ。「人生の先輩として本当に尊敬できる。近くでできる、一緒に生活できることは僕にとって大きなプラス」と話した。そのダルビッシュはあと4勝、楽天時代のチームメート・田中将はあと3勝で日米通算200勝、自身は日米通算250セーブに残り14セーブに迫っている。

 「尊敬する2人の大先輩もおそらく今年、数字(200勝)を超えると思う。もし同じ年に“通過”できれば素晴らしい年になる」。元阪神のスアレスらとの守護神争いにも「勝ち取るつもり」と言い切った。(柳原 直之)

 ▽日本時代の松井VS大谷 両選手が日本に在籍した14~17年の4年間で対戦は2打席のみ。2打数1安打1打点、1三振だった。初対決の16年8月12日(Koboスタ宮城=現楽天生命パーク)は空振り三振。2度目の対決だった17年9月5日(富山)は右翼への適時打だった。

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