中日ドラ2・津田 同郷熊本の先輩、ヤクルト村上のエールを力に開幕スタメン誓う

2024年01月11日 05:45

野球

中日ドラ2・津田 同郷熊本の先輩、ヤクルト村上のエールを力に開幕スタメン誓う
ノックを受ける中日ドラ2津田(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 新人合同自主トレに臨んでいる中日のドラフト2位・津田(三菱重工East)が、同郷の先輩に成長した姿を見せる決意を語った。3月29日の開幕戦で激突するヤクルトには、同じ熊本出身で親交がある村上がおり、開幕スタメンを勝ち取って同じ舞台に立つことが目標だ。
 「村上さんは遠い存在ですが勝手ながら刺激にしてきました。同じ舞台で対戦できたら。1軍にいなければかなわない。開幕からフル回転できるように」

 史上最年少3冠王は同じ熊本市の長嶺中OBで、3学年上の憧れの存在。実家も1キロ前後の距離にあり、「中学生の時に、村上さんの弟と仲が良かったこともあって、連絡先を交換した」。津田がプロ入りした時には、村上からLINEで「おめでとう。グラウンドで、また会おうね」と激励のメッセージを贈られた。

 夢の実現へ、し烈な二遊間バトルに挑む。龍空に村松、カリステや福永に、オフには内野全ポジションをこなす前阪神・山本が加入。同期のドラフト3位・辻本(仙台大)もおり、最激戦区の様相だが引くつもりはない。「走攻守、全てでアピールしないとスタメンは無理だと思うので。スタメンに名を連ねられるように」。村上のエールを胸に、三拍子そろう期待の遊撃手が定位置をつかみにいく。(湯澤 涼)

 ◇津田 啓史(つだ・けいし)2002年(平14)11月23日生まれ、熊本県出身の21歳。水俣第一小2年時に野球を始め、中学時代は熊本中央ボーイズに所属。横浜高では1年春からベンチ入りし2年春の選抜に出場。高校通算20本塁打。三菱重工Eastでは一昨年の日本選手権で1番打者として4強入り。1メートル81、88キロ。右投げ右打ち。

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