阪神・才木 四球“撲滅”宣言 昨季チームワースト2位「36」…勝負球磨いて「一発で決められるように」

2024年01月11日 05:15

野球

阪神・才木 四球“撲滅”宣言 昨季チームワースト2位「36」…勝負球磨いて「一発で決められるように」
白バイに乗り敬礼する一日通信指令官の阪神・才木(撮影・亀井 直樹) Photo By スポニチ
 四球“撲滅”でローテーションを守る――。
 阪神・才木が、兵庫県警の「一日通信指令官」を務めた。神戸市内で行われた「110番の日(1月10日)」キャンペーンに参加し、制服姿でエコバッグなど約800点の広報啓発グッズを配布。記念撮影では敬礼ポーズも決めた。市民の安全を守る仕事とかけて、今季は一年間、先発ローテーションを守り抜く誓いを立てた。

 「去年は何回か(1軍登録の)抹消があった。今年はまず1年間ローテを守るということを、第一の目標においてやっていきたい」
 シーズンを完走するために必要なのは四球減。そのために必要なのは無駄球を減らすことだ。昨年の与四球数は36で、チームワーストの38を記録した青柳に次いで2位。セ・リーグでは8番目に多かった。「四球を減らすこともそうだけど、決めにいくところを一発で決められるようにしたい」。勝負球の精度を上げて球数を増やさないことを心がける。

 「(得意球の)フォークとかそういう球も無駄な球数を省く上で大事。それができてくれば、イニングを投げることにもつながる。そこは頑張りたい」

 年末年始は12月31日と今月1日だけ兵庫県の実家に帰省し、2日から早くも始動。今年にかける思いの強さをにじませる。今後は継続して直球の質やフォームのバランスを見直しつつ、キャンプからはフォークを改良していくプラン。「しっかり連覇できるように。その中心選手として自分がやっていけるようにしたいと思う」と力強くうなずいた。(松本 航亮)

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