オリのドラ5・高島 “ダルフォーム”極めて1軍必ず 最速150㌔のカミソリシュートが武器

2024年01月11日 05:45

野球

オリのドラ5・高島 “ダルフォーム”極めて1軍必ず 最速150㌔のカミソリシュートが武器
オリックス・ドラ5高島(撮影・中辻 颯太) Photo By スポニチ
 オリックスのドラフト5位・高島(王子)が、“ダルフォーム”から繰り出す“ナチュラルカミソリシュート”で、1軍入りへの扉を切り開く。
 北海道赤平市出身。小学生時代に日本ハムで無双を誇ったダルビッシュに憧れた。「映像とかを確認して、自分のフォームに落とし込めれば…というところで、参考にさせていただいています。僕のフォームは(体の)開きが早くなるとあまり良くない。テイクバックも小さく」。足を上げてから小さなテイクバックまでの所作は、本家とうり二つだ。

 スリークオーター気味のフォームから投じる最速150キロの“ナチュラルカミソリシュート”が、高島の最大の武器。「真っすぐを投げているだけなんですけど、勝手にシュートしていく。きれいな真っすぐを投げられたらいいなと思うこともある」と笑いながらも、「人と違う方が需要あるかなと思っている。今はシュートありきで、考えながら投球ができているので武器になるのかな」と個性を生かす構えでいる。

 赤平中は軟式、滝川西高では硬式、明大では準硬式野球部に所属した異色の経歴の持ち主。この日は大阪・舞洲の球団施設で2日目を迎えた新人合同自主トレで汗を流し、「まだ慣らし期間みたいな感じで、大丈夫です」とうなずいた。右打者の内角に食い込む唯一無二のボールで、オリックスの強力投手陣の一角にも食い込む。(阪井 日向)

 ◇高島 泰都(たかしま・たいと)1999年(平11)12月3日生まれ、北海道赤平市出身の24歳。小学1年に赤平レッドレイズで野球を始めて投手兼遊撃手。赤平中では軟式野球部に所属。滝川西では2年秋からベンチ入りし、3年夏の甲子園出場。明大では準硬式野球部に所属し、王子で硬式に再転向。1メートル81、80キロ。右投げ右打ち。

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