阪神・湯浅「全部の数字で負けたくない」G大勢に挑戦状!守護神奪回で“ガチアツ対決”も制す

2024年01月23日 05:15

野球

阪神・湯浅「全部の数字で負けたくない」G大勢に挑戦状!守護神奪回で“ガチアツ対決”も制す
トレーニングする湯浅(撮影・須田 麻祐子) Photo By スポニチ
 大勢には負けん!阪神・湯浅が堺市内で自主トレを公開。昨春に開催された第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンのチームメートで、親交のある巨人・大勢に並々ならぬ対抗心を燃やした。
 「セーブ、防御率もそうですし、奪三振率とか、リリーフだったら大事になってくる部分とかも、たくさんある。全部の数字で負けたくない」

 22年秋の侍ジャパン強化試合で初対面を果たした同学年の2人は、すぐに意気投合した。同年のシーズンでは最後まで新人王を争い、37セーブの大勢がその座に輝いたが、湯浅は最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得。ハイレベルな競争を繰り広げた。

 21日には会食し、互いに近況を報告。「ケガをせずに頑張ろう」と語り合ったが、シーズンが始まればライバル。成績も存在感も譲るつもりはない。「やるからには負けたくない。負けないですけど」と、自然と言葉に熱がこもった。

 自主トレではキャッチボールの後にマウンドへ向かい、捕手を立たせた状態で11球を投げた。上げた左足を止めずにその勢いで投げ、腕の回し方をコンパクトにした新フォームも披露。6割の力感ながら順調ぶりを示し、「思うように、やりたいこともできている。順調にきている」と充実感をにじませた。

 色紙には今季の目標に「フル回転」としたためた。「簡単に(抑えを)譲るつもりはない」と話している岩崎の発言にも、「ザキ(岩崎)さんが、それぐらいで言ってくれている方が、自分もやりやすい」と守護神奪回への決意を新たにした。6年目のシーズン。チーム内の競争を制し、“ガチアツ”の戦いにも勝つ。(石崎 祥平)

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