巨人・岡本 新外国人オドーアとの共闘誓った 破壊力抜群384発コンビだ

2024年01月23日 05:30

野球

巨人・岡本 新外国人オドーアとの共闘誓った 破壊力抜群384発コンビだ
室内でキャッチボールする岡本和(撮影・西川 祐介) Photo By スポニチ
 巨人・岡本和真内野手(27)が22日、獲得が発表された新外国人のルーグネッド・オドーア外野手(29=前パドレス)との共闘を誓った。不動の4番打者は、メジャー通算178本塁打を誇る左の大砲の加入を大歓迎。阿部慎之助新監督(44)の下、20年以来4年ぶりのリーグ優勝に向け、破壊力抜群のコンビがセ界を席巻する。
 助っ人と呼ぶにふさわしい新外国人の加入を、岡本和が大歓迎した。川崎市のジャイアンツ球場で自主トレを行った4番打者は、オドーア獲得の発表に自然と笑みがこぼれた。

 「名前聞いた時に凄って。“ジャイアンツに来るんや”ってなりました。めちゃくちゃうれしい。そういう選手を間近で見る機会はなかなかないと思うので、楽しみです」

 共闘を心待ちにした。レンジャーズ時代の16年には自己最多33本塁打を放つなど、メジャー通算178発という左のスラッガー。5番か6番での起用が濃厚で、2人合わせて計384発を誇る超強力コンビの結成となる。昨季は自己最多の41本塁打した岡本和から見れば相手チームのマークが分散し、後続のオドーアにアシストされることもあるだろう。「そういうのよりは、まずは自分が打てるように頑張りたい」と過剰な意識はないが、ライバル球団にとって脅威となり得る。

 意外な縁もあった。21年に作製した赤色のグラブのモデルは、何とオドーアだったという。二塁や三塁を守る姿を映像でチェック。「格好いいなと思ってまねして作りました」と明かした。

 MLB公式チャンネルでのハイライト動画のチェックや、流行の道具を自ら取り寄せ、試合前練習で使うなどメジャー通でも知られる27歳。「狂犬」の異名を持つファイターぶりも、もちろん知っている。レンジャーズ時代の16年には、併殺崩しのスライディングを試みたブルージェイズのバティスタの顔面に右ストレート。大乱闘の引き金になっただけあって「有名ですもんね」と印象深い。

 「僕が打ってチームを引っ張っていきたい」と語る主将にとって、心を躍らせるビッグニュース。「一緒に頑張りたいですね。僕も頑張ります」と岡本和。4年ぶりのV奪回へ、頼もしすぎるコンビが誕生する。(小野寺 大)

 ≪年俸2億円 背番号「23」≫巨人は22日、昨季途中までパドレスでプレーしていたルーグネッド・オドーア外野手(29)と契約合意したと発表した。1年契約で年俸2億円。背番号は「23」に決まった。球団にとって待望久しい左の大砲は、球団を通じ「読売ジャイアンツの一員になることができてとても興奮しています」とコメント。ポジションは右翼の他、二塁、三塁もこなすだけに起用法にも幅が出そうだ。

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