阪神ドラ3・山田が3000m走トップ!ピラティス講師も体の動かし方を絶賛「いい状態。クセがなく…」

2024年01月23日 05:15

野球

阪神ドラ3・山田が3000m走トップ!ピラティス講師も体の動かし方を絶賛「いい状態。クセがなく…」
3000メートル持久走1位でゴールした山田(撮影・後藤 正志) Photo By スポニチ
 クセなくケガなく、1軍デビューへの道を快走する。阪神のドラフト3位・山田(仙台育英)が、新人合同自主トレの一環として行われた3000メートル走を1着でゴール。同じ高卒の同4位・百崎(東海大熊本星翔)を1秒差でかわした。軽やかな身のこなしで、涼しい顔をして走りきった。
 「下村さんとか速いと思っていたので勝ててよかった。一年間戦える体をしっかりつくって、もっと体の芯を強くしないといけない」

 さらなる“肉体改造”にも意欲的だ。午後に行われたピラティスでは、昨季チーム最多の12勝を挙げた大竹が師事する講師・小田島政樹氏(42)から体の動かし方を絶賛された。向上心の塊の18歳は「高校時代に何回かやったことがある」と抜群のボディーバランスを披露した。

 「(山田は)体の使い方がうまい。体の動かし方の面から言うと、いい状態。クセがなく、無駄な力が入らずに体を動かしていた」

 そう評した小田島氏は、シーズン中の登板3日前にピラティスを取り入れていた大竹を例に出し「トップアスリートはスポーツをやっていると必ず体のバランスが崩れる。でも、崩れに気付くのも早いし、改善していく能力も高い」と若虎の“一流”への成長に期待。山田も「体幹とか、背骨を一個一個動かすこととか、凄く勉強になった。まだまだ成長しないといけない」と貪欲な姿勢を示した。

 「体力的にも、もっとレベルアップしないといけない」
 プロ初のキャンプインまで10日。沖縄では、同期7人との“競走”よりも激しい、1軍枠を懸けた競争が待つ。故障とは無縁の日々を送り、一日も早い甲子園デビューを目指して全力で駆ける。(八木 勇磨)

 ▽ピラティス 胸式呼吸と緩やかな運動で体の深層部分の筋肉を鍛えるエクササイズ。もともとは20世紀初頭のイギリスで傷病兵のリハビリのために考案された。「西洋のヨガ」とも呼ばれる。美容のほか体幹強化に効果があるため、各界のアスリートもトレーニングのメニューに導入。阪神でも過去に下柳剛、岩田稔、ブラゼル、マートン、近年では岩崎、木浪らがフォーム改善、故障防止などの目的で挑戦。チームの春季キャンプ中にも指導が行われている。

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