“幕張の奇跡”ロッテ藤岡が目標にする他球団の現役選手「同級生なんですけど…」

2024年01月23日 16:50

野球

“幕張の奇跡”ロッテ藤岡が目標にする他球団の現役選手「同級生なんですけど…」
ロッテ・藤岡 Photo By スポニチ
 ロッテの藤岡裕大内野手(30)が20日に放送されたTOKYO FM「SPORTS BEAT supported by TOYOTA」(土曜前10・00)にゲスト出演。同学年ながら目標にしている選手について語った。
 俳優の藤木直人(51)とタレントの高見侑里(36)がパーソナリティーを務めるスポーツドキュメント。この日、ゲストに呼ばれた藤岡は昨年10月16日に行われたソフトバンクとのパ・リーグクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第3戦(ZOZOマリン)で0―3の延長10回に起死回生の同点3ランを放って“幕張の奇跡”と呼ばれる劇的なサヨナラ勝ちを演出した。

 球史に残るあの打席について「今までの人生で一番集中した」という藤岡。打った瞬間は「そんな凄い興奮しているわけではなくて。ダイヤモンドを走っている間は“良かった”っていう気持ちが強かった」と意外にも冷静だったという。

 「ベンチに帰る時はみんなが凄い喜んでくれてたんで。その時は高ぶりました」。

 そんな藤岡だが、藤木から「今一番ライバル視している存在」を聞かれると「今はそうですね…。ライバル視っていうか、なりたいっていうのはやっぱ…自主トレも一緒にさせてもらっている同級生なんですけど、近藤健介、ソフトバンクの。ああいう選手になりたい、近づきたいなっていうのは思います」と昨年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で打ちまくって侍ジャパンの3大会14年ぶり世界一に貢献し、昨季パ・リーグでも本塁打、打点の2冠王に輝いた同学年・近藤健介外野手(30=ソフトバンク)の名前を挙げた。

 日本ハム時代からバットコントロールに定評があり、打率を稼げる存在だった近藤だが、藤岡は「3冠王もあと一歩のところだったんで。けど、モデルチェンジをする…みたいな。ホームランを増やしたいみたいのは言ってたんで。それが本当に(移籍した直後の)1シーズンであそこまで有言実行できるものなのか。やっぱ見ててスゲーなっていうのは凄い思いましたね…」と感嘆。

 近藤の凄さについて藤木から改めて聞かれると、「追求できるところですかね。自分をちゃんと客観視できますし、何が足りないかとか、そういうのを分かったうえでこうしていこう、とか。徹底的に追求しているところは凄いなって思いますね」と話し、「近づけるように頑張ります」と楽しそうな声で続けていた。

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