【虎番潜入】DeNA・度会に感じた不気味さ 全ての打順をこなせそう 打線の破壊力は増す

2024年02月16日 05:15

野球

【虎番潜入】DeNA・度会に感じた不気味さ 全ての打順をこなせそう 打線の破壊力は増す
DeNA・度会(撮影・高橋 茂夫) Photo By スポニチ
 【練習試合   DeNA2ー4日本ハム ( 2024年2月15日    宜野湾 )】 阪神のキャンプ休日に合わせて、DeNAのキャンプ地「ユニオンですからスタジアム宜野湾」へ向かった。2年連続で同所の訪問。昨年は首からぶら下げていたストラップがタテジマだったことが原因で、すぐに身元がバレた。その反省から今回の潜入は十分に対策。受付でもらった報道陣用の帽子を深くかぶり偵察を開始した。しかし、もくろみはすぐに外れた。
 面識のある京田には「何しに来たんですか!?」と先制パンチを食らい、渡辺雅弘広報からは「またスパイですか?」と言われる始末。それでも偵察を続けなければ宜野湾まで来た意味がない。今回は黄金ルーキー度会の打撃を注視した。

 日本ハムとの練習試合では2打数無安打に終わった度会だが、早いカウントでは持ち前のフルスイングを披露する一方で、追い込まれるとスイングがコンパクトになる。三振も少なそうな印象でパンチ力と俊足も武器なだけに、全ての打順をこなせそうなのが何よりも不気味だ。バックネット裏に陣取っていた阪神の太田貴スコアラーも「度会が入り、打線の厚みは増す。気を引き締めたい」と警戒を強めた。

 投手では今永、バウアーが抜けても打線には昨季は3年目ながら打点王と最多安打に輝いた牧、首位打者を獲得した宮崎、復活を期す20年首位打者、22年最多安打の佐野もいる。度会の加入でさらに破壊力を増しそうな「マシンガン打線」。連覇を目指す猛虎の壁となる予感がした。 (石崎 祥平)

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