オリ 能見氏を春季C臨時コーチとして招聘へ “愛弟子”宮城も歓迎「いろいろ教えてもらえる」

2024年02月16日 05:45

野球

オリ 能見氏を春季C臨時コーチとして招聘へ “愛弟子”宮城も歓迎「いろいろ教えてもらえる」
22年、練習中に能見(右)と話す宮城
 4連覇を目指すオリックスが、球団OBで通算104勝の能見篤史氏(44=本紙評論家)を今春の宮崎キャンプで臨時コーチとして招聘(しょうへい)することが、分かった。中嶋監督からの直々オファーを快諾し、最終クールの27、28日の2日間にわたって指導する予定だ。
 21、22年と現役最後の2年間は投手コーチ兼任として球団に在籍し、多くの投手の特徴や性格は把握済み。選手各自に寄り添った指導には定評があり、高卒2年目右腕の斎藤やドラフト2位右腕・河内(聖カタリナ学園)、同3位左腕・東松(享栄)ら若手育成のサポートも期待される。能見氏は「みんなそれぞれ長所を生かしながら伸びていっているので、それにプラスアルファで自分の助けになるものは結構あると思う。監督・コーチと相談しながら、僕にできることがあれば。何かいいきっかけになってくれたらいい」とコメントした。

 現役時代に師弟関係を築き、互いを“イジり合う”間柄でもあった宮城は「(自分が能見さんを)教える立場なんで」とおどけつつ、「期間限定ではありますけど、僕らだけじゃなくて下の後輩たちもいろいろ教えてもらえると思うので」と歓迎。指導力も兼ね備える名左腕が、キャンプ終盤の宮崎に新風をもたらす。

 ◇能見 篤史(のうみ・あつし) 1979年(昭54)5月28日生まれ、兵庫県出身の44歳。鳥取城北から大阪ガスを経て04年ドラフト自由獲得枠で阪神入り。12年に172奪三振で初タイトル。20年オフにオリックスへ投手コーチ兼任で移籍し、22年限りで引退。通算成績は474試合で104勝93敗4セーブ、防御率3・35。13年WBC日本代表。現役時は1メートル80、74キロ。左投げ左打ち。

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