オリ・紅林が念願の3番で躍動3安打「ずっと3番ショートがいい」勝負強さに磨きかけ確保を目指す

2024年02月19日 05:45

野球

オリ・紅林が念願の3番で躍動3安打「ずっと3番ショートがいい」勝負強さに磨きかけ確保を目指す
オリックス紅白戦の3回、二塁打を放った紅林(撮影・中辻 颯太) Photo By スポニチ
 【オリックス紅白戦   白組4ー2紅組 ( 2024年2月18日    SOKKEN )】 白組の「3番・遊撃」に入ったオリックス・紅林が2本の二塁打を記録するなど、今春自身初実戦で3打数3安打1打点と躍動した。
 「実戦初めてだったので、今までやってきたことを投手と対したときにどう対応できるかってところを楽しみにしてやっていた。きょうは僕のいいスイングができていたので、すごくよかったかなと。体もよく動いている」

 初回2死では8球粘った末に、斎藤のスライダーを拾い上げて中前打。「粘ってヒットにできて、内容もすごく良かった」と振り返りつつ、「次は初球から振って、ちゃんと捉えられるようにって課題も残った」と、さらなる高みを見据えた。

 今季目標とする3番での初実戦に「もう、最高ですね。ずっと3番ショートがいい」と満面の笑み。中嶋監督は「きょうの打順は関係ないです」としたものの、念願の打順を獲得するために紅林が掲げたテーマが、勝負強さだ。紅組の3番に座って3回1死二塁で先制打を放ち、昨季は得点圏打率・322を誇った中川をお手本に挙げた。

 「3番なんで、チャンスでどれだけ打つか。きょう(中川)圭太さん見ていて、やっぱり得点圏で打つんで。その前の打席はあれ(中飛)でしたけど、得点圏でちゃんと打っていたので、そういうところかなと」

 この日、自身も5回無死二、三塁の好機で育成・中田から右越え適時二塁打。チャンスでの一打に磨きをかけ、シーズン本番でも「3番・遊撃」に名乗りを上げる。 (阪井 日向)

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