阪神・小幡「打撃の方は重点を置いている」遊撃“奪回”へ2安打猛アピール 負けじ木浪も、好守披露

2024年02月19日 05:15

野球

阪神・小幡「打撃の方は重点を置いている」遊撃“奪回”へ2安打猛アピール 負けじ木浪も、好守披露
<練習試合 広・神>5回、二塁打を放った小幡(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【練習試合   阪神4ー0広島 ( 2024年2月18日    沖縄 )】 ライバルの牙城を崩す決意を感じる快音だった。「7番・遊撃」で先発出場した阪神・小幡が2安打。遊撃の定位置獲りへアピールに成功した。
 「自分も打撃の方は重点を置いているのでそこで2本打てたのは良かった」

 3回2死一塁で斉藤の直球を右前に運ぶと、5回1死一塁でも2球目の直球を捉えて右翼線へ二塁打と好機を拡大した。初回2死満塁の第1打席で2ボールからの3球目を見逃した末に左飛。「もう少し思い切っていけたら」との反省を生かした後の2打席だった。

 岡田監督は遊撃のレギュラーを決定しておらず、背番号38は昨季開幕スタメンに名を連ねながら木浪に奪われた座の“奪回”に燃えている。木浪はこの日途中出場すると、7回の守備で中前へ抜けようかという打球を好捕。さすがの存在感を示した。小幡にはまだまだアピールが必要だ。

 「しっかり振れている感覚はあるので、もっともっと良いように(打撃を)つくっていけたら」。Hランプをともし続け、先を走る先輩に並びかけたい。 (遠藤 礼)

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